しんせいけっかん【新生血管】
既存の血管から分岐して新しく形成された血管。胎児の成長過程、創傷の治癒過程などで形成されるが、関節リウマチなどの慢性炎症や糖尿病網膜症、悪性腫瘍などの疾患にも関与している。例えば、癌細胞は新生血管を作り出すことによって、酸素や栄養を取り込んで増殖し、血流に乗って転移する。
しんせいじし【新生児死】
⇒新生児死亡
しんせいじしぼう【新生児死亡】
生後4週(28日)未満に起こる死亡。1週(7日)未満での死亡を特に早期新生児死亡という。新生児死。
しんせいじき【新生児期】
生後28日あるいは1か月までの時期。
しんせいじにゅうじしょうかかんアレルギー【新生児乳児消化管アレルギー】
新生児期や乳児期にミルクや母乳などの食物をとりはじめてから嘔吐・血便・体重増加不良・下痢などの症状が出る病気。2000年前後から急増した。新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸炎。
しんせいじにゅうじしょくもつたんぱくゆうはついちょうえん【新生児乳児食物蛋白誘発胃腸炎】
⇒新生児・乳児消化管アレルギー
しんせいじいりょう【新生児医療】
新生児に対する医療。また特に、病気や異常を持つ新生児や低出生体重児などを、新生児集中治療室(NICU)に収容して治療すること。