月掛(け)(つきがけ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・ いわんや、銑吉のごとき、お月掛なみの氏子をや。 その志を、あわれむ男が、いくらか思を通わせてやろうという気で。……「小県の惚れ方は大変だよ。」「…………」「嬉しいだろう。」「ええ。」 目で、ツンと澄まして、うけ・・・
泉鏡花
「燈明之巻」
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・・・ 足の方を見ると、神社の月掛けを集めて廻る男の様な気がする。年の割にしては小綺麗に見える人だ。二夫婦一緒に居るのだから気がねが多いと云って居る。いそがしそうだから立ったまま用向を云って今留守な主人が帰ったら伝えて呉れと云って置く。 ・・・
宮本百合子
「農村」
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