てんじょうのえんすい【殿上の淵酔】
⇒淵酔
てんじょうのせんせき【殿上の仙籍】
殿上人として、宮中に出入りする資格。仙籍。
てんじょうののりゆみ【殿上の賭弓】
正月18日の恒例の賭弓とは別に、臨時に殿上の侍臣に弓を射させて、天皇が御覧になった行事。
てんじょうのふだ【殿上の簡】
⇒日給 (にっきゅう) の簡 (ふだ)
てんじょうのま【殿上の間】
清涼殿の南庇 (ひさし) にある殿上人の詰め所。殿上。
てんじょうびと【殿上人】
清涼殿の殿上の間に昇ることを許された人。三位以上と四位・五位のうち特に許された人、および六位の蔵人 (くろうど) 。堂上 (とうしょう) 。雲上人 (うんじょうびと) 。雲のうえびと。雲客 (うんかく) 。
てんじょうまゆ【殿上眉】
殿上人の化粧の一。眉をそり落として、その上に墨で二つの丸い点を描いたもの。→高眉 (たかまゆ)
てんじょうわらわ【殿上童】
1 公卿の子で、元服以前に作法見習いのため殿上の間に昇ることを許されて出仕した少年。わらわてんじょう。 2 ⇒小舎人 (こどねり) 1