かんろしゅ【甘露酒】
濃厚で甘みに富む酒の一種。麹 (こうじ) を多く、水を少なく仕込んで醸造したもの。
かんろすい【甘露水】
1 砂糖を溶かして煮てからさました水。 2 おいしい水のたとえ。
かんろに【甘露煮】
ハゼ・フナなどの小魚を甘辛く煮つめた食品。ふつう白焼きにしてから中火で骨まで軟らかくなるまで煮込む。
かんろばい【甘露梅】
1 青梅をシソの葉でくるみ、砂糖漬けにした菓子。江戸の新吉原の名物。 2 練り餡 (あん) をくるんだ淡紅色の求肥 (ぎゅうひ) を、梅酢に漬けたシソの葉で包んだ菓子。神奈川県小田原の名物。
かんろりやく【甘露利益】
仏語。一乗の教えの恵みを、甘露にたとえていう語。
かんろしょうゆ【甘露醤油】
塩水の代わりに濃い口醤油を使って仕込んだ醤油。味は濃厚で、刺身などに向く。再仕込み醤油。