いじょうかんそう【異常乾燥】
空気が異常に乾燥すること。注意報は、実効湿度も小さく、火災の危険が大きいときに出される。
いじょうきけんじゅんびきん【異常危険準備金】
地震・大火・台風などによる保険金支払いの巨額化に備えて、損害保険会社が契約者から受け取った保険料から一定割合を積み立てる準備金。
いじょうきしょう【異常気象】
過去30年ほどの気候と比べて著しく違う気象現象。豪雨・長雨・干魃 (かんばつ) のように人間生活に不利になるものをさすことが多い。
いじょうこうせん【異常光線】
光が方解石などを通過して二方向に分かれて屈折するとき、屈折の法則に従わないほうの光線。⇔常光線。
いじょうしんいき【異常震域】
地震の震度分布で、震央から遠く離れているのに、広い範囲にわたって震度が異常に高い地域。
いじょうしんりがく【異常心理学】
夢や催眠状態など、正常人における例外的心理状態や、精神異常者の心理について、その仕組みや発生機構を解明しようとする心理学の一部門。精神医学と重なり合う部分が多い。
いじょうせいかく【異常性格】
平均から大きく逸脱した性格。
いじょうせいよく【異常性欲】
性欲が正常でないこと。性的欲求の異常な亢進 (こうしん) ・低下、性対象の倒錯など。性的逸脱。→性的倒錯 →性嗜好障害
いじょうちょういき【異常聴域】
火山噴火の爆発音などが、通常の可聴域を離れた遠方で聞こえるようになる区域。成層圏上部の大気が音波を反射して起こる現象。
いじょうてんこうそうきけいかいじょうほう【異常天候早期警戒情報】
天候が平年と大きく隔たる可能性について、できるだけ早い段階で、気象庁が発表する予測情報。気温・降雪量を対象に、発表日の5日後から14日後までの間に、7日間平均気温が「かなり高い」または「かなり低い」、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30パーセント以上と見込まれる場合に発表される。早期警戒情報。 [補説]「かなり高い」「かなり低い」とは、昭和56年(1981)〜平成22年(2010)の30年間の観測値をもとにした平均気温の階級区分「低い」「平均並み」「高い」のうち、高い方または低い方から上位10パーセントに入る極端な値である場合に用いられる。