はくちょうざ【白鳥座】
北天の大星座。9月下旬の午後8時ごろ南中し、天頂付近に見える。天の川の中に、α (アルファ) 星のデネブ・β (ベータ) 星のアルビレオなど明るい5個の星が十字形をつくり、また北アメリカ星雲・網状星雲・ブラックホールなどを含む。北十字星。学名 (ラテン)Cygnus
はくちょうしょじょせつわ【白鳥処女説話】
白鳥が処女に化して地上に降り、人間の男に衣を取られて結婚するという筋の説話。特に女性の処女性を白鳥で象徴する。類型は世界的に分布し、日本の羽衣 (はごろも) 伝説や昔話「鶴女房 (つるにょうぼう) 」もその例。羽衣説話。
はくちょうどくり【白鳥徳利】
《白鳥に似ているところから》白くて細長い陶製の徳利。
はくちょうのうた【白鳥の歌】
死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生前最後の演奏など。 《原題、(ドイツ)Schwanengesang》シューベルトの歌曲集。1828年の作で、遺作。ハイネらの歌詞による14曲からなる。本作と「冬の旅」「美しき水車小屋の娘」はシューベルト三大歌曲集とよばれる。
はくちょうざエー【白鳥座A】
白鳥座にある、全天で2番目に強い電波を出している電波銀河。地球からの距離は6億光年以上と推定されている。強力な宇宙ジェットを噴出する活動銀河核が中心にあり、強いX線も発している。シグナスA(Cyg A)。
はくちょうのくびフラスコ【白鳥の首フラスコ】
⇒パスツールフラスコ