いそのかみじんぐう【石上神宮】
天理市布留町にある神社。祭神は布都御魂大神 (ふつのみたまのおおかみ) 。拝殿は国宝。石上振神宮。布留社 (ふるのやしろ) 。
いそのかみでら【石上寺】
天理市にあった寺。寺跡については、遍昭 (へんじょう) ・素性 (そせい) ゆかりの布留の良因寺、石上にあった在原 (ありわら) 寺など諸説がある。[歌枕]
いそのかみのまろ【石上麻呂】
[640〜717]古代、天武〜元明天皇のころの廷臣。左大臣。石上氏の祖。旧氏姓は物部連 (もののべのむらじ) 。万葉集に歌1首が残る。
いそのかみのやかつぐ【石上宅嗣】
[729〜781]奈良後期の廷臣。大納言。万葉集に和歌、唐大和上東征伝・経国集に詩がのっている。私宅に多数の漢籍を置いて亭 (うんてい) と称し、好学の人たちに開放したのが、日本の図書館の最初といわれる。