しんけいせいむしょくよくしょう【神経性無食欲症】
やせようとして、あるいは太ることをおそれて厳しい食事制限をしているうちに、食欲が極度に減退して著しくやせる病気。思春期の少女に多くみられる。神経性食欲不振症。思春期やせ症。神経性やせ症。拒食症。アノレクシア。AN(anorexia nervosa)。→過食症
しんけいせつ【神経節】
末梢神経の途中で、神経細胞と神経線維とが集まってこぶ状に太くなった部分。興奮の伝わり方を調節する。ガングリオン。
しんけいせん【神経戦】
物理的戦闘力によらないで、宣伝・謀略などを用いて相手の戦意を失わせたり操作したりする戦法。
しんけいせんい【神経線維/神経繊維】
神経細胞(ニューロン)の構成要素で、細胞体から出ている突起のうち、最も長い突起。末端は次の神経細胞の樹状突起とシナプスを介して結合する。髄鞘 (ずいしょう) によって包まれているもの(有髄神経)といないもの(無髄神経)とがある。神経突起。軸索。軸索突起。
しんけいそう【神経叢】
脊椎動物の末梢神経の基部や末端部で、多数の神経細胞などが枝分かれして網状になっている部分。神経集網。
しんけいそしき【神経組織】
神経系を構成する組織。神経細胞と神経膠細胞 (こうさいぼう) などからなる。
しんけいたんい【神経単位】
神経系の構造的、機能的単位。神経細胞(ニューロン)のこと。
しんけいちゅうすう【神経中枢】
末梢から興奮を受け、また末梢に興奮を伝える中枢神経。働きによって呼吸中枢・運動中枢・言語中枢などとよぶ。
しんけいつう【神経痛】
末梢の知覚神経の分布領域に沿って痛みを生じる病態。三叉 (さんさ) 神経痛・肋間 (ろっかん) 神経痛・座骨神経痛など。
しんけいでんたつぶっしつ【神経伝達物質】
ニューロンの軸索末端から放出され、次の細胞を興奮させる、あるいは抑制する物質。アセチルコリン・ノルアドレナリンやドーパミン・セロトニンなど。化学伝達物質。