出典:gooニュース
スペースX空中分解で調査命令=米当局、事実上打ち上げ禁止に
【ニューヨーク時事】米連邦航空局(FAA)は17日、実業家イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業スペースXが前日行った大型宇宙船「スターシップ」の無人飛行試験で、宇宙船部分が空中分解した事故について、同社に調査を命じた。調査が完了し、FAAが認めるまで同宇宙船の打ち上げは事実上禁じられる。
スペースXの宇宙船、打ち上げ後に空中分解 航空機運航に影響
スターシップは打ち上げから数分後に空中分解し、実験は失敗。落下する破片を回避するため、航空機の運航に影響が出た。スターシップは打ち上げから8分後に通信が途絶えた。ロイターが撮影したビデオでは、ハイチの首都ポルトープランス上空をオレンジ色の光の玉が煙の跡を残しながら横切る様子が映っている。
スターシップが空中分解、ブースターは無事回収成功
打上げ後、スターシップは通信が途絶して空中分解したものの、チョップスティックによるスーパーヘビーブースターの2度目の回収には成功している。 スターシップ/スーパーヘビーは打上げ後、正常に分離が行なわれ、スーパーヘビーブースターは、ブーストバック燃焼(減速のための燃焼)に移行。
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