むすびがみ【結び髪】
女性の髪の結い方で、鬢 (びん) や髱 (たぼ) を出さず、頭の頂に巻き束ねるようにしたもの。
むすびかりがね【結び雁】
紋所の名。雁の両翼を結んだように交差させた形のもの。
むすびかりぎぬ【結び狩衣】
狩衣の袖括 (そでぐく) りを飾り結びとして、造花の糸花などを加えたもの。若者用。
むすびきり【結び切り】
1 ひもなどを結んだままにしておくこと。 2 ひもなどをこま結びにすること。特に、水引きをこま結びにすること。→水引1
むすびこぶ【結び瘤】
⇒結び玉
むすびこんぶ【結び昆布】
細く切った昆布を結んだもの。煮物や雑煮などに入れる。むすびこぶ。《季 新年》「杉箸ではさみし—かな/青々」
むすびさより【結び針魚】
三枚におろしたサヨリの身を軽く結んだもの。ゆがいて椀種 (わんだね) に用いる。
むすびじょう【結び状】
細く巻き畳んで、端または中ほどを折り結んだ書状。恋文や儀礼に用いられた。結び文 (ぶみ) 。
むすびたま【結び玉】
ひもなどを結んだところにできるかたまり。結び瘤 (こぶ) 。
むすびつき【結び付き】
あるものと他のものとのかかわり合い。また、つながり。「親と子の—」「—が深い」