きんきゅうじたいさくしえんシステム【緊急時対策支援システム】
原子力災害の発生時に事故の状態を迅速に把握し、解析予測をするシステム。原子力発電所内の各機器の状態を遠隔から監視し、起こり得る事故事象をあらかじめ解析した知識データベースによる状況判断とコンピューターによる将来予測を行うことで、国が行う緊急時対策を支援する。独立行政法人原子力安全基盤機構において、発電所からの情報を一括して監視するシステムが構築されている。ERSS(Emergency Response Support System)。
きんきゅうかけつけ【緊急駆(け)付け】
ひとり暮らしの高齢者や身体障害者などからの緊急通報を受けて、関係機関の職員や近隣の協力者などが駆けつけること。また、家庭や店舗などで水道・電気・空調設備に障害が発生した場合に、契約した事業者が迅速に対応するサービスをいう。緊急時駆けつけ。
きんきゅうつうほうサービス【緊急通報サービス】
ひとり暮らし高齢者や身体障害者などが、病気やけがなどで緊急事態に陥ったときに、専用の装置を使って、消防署・在宅介護支援センターあるいは民間のサービス事業者などに通報し、救護を受けられる仕組み。
きんきゅうゆうずう【緊急融通】
電力の需要が供給を上回るおそれがある場合に、電力会社が一時的に隣接する他の電力会社から電力の供給を受けること。
きんきゅうじたいおうけいかく【緊急時対応計画】
⇒コンティンジェンシープラン
きんきゅうじそうごうちょうせいシステム【緊急時総合調整システム】
⇒アイ‐シー‐エス(ICS)
きんきゅうしれいシステム【緊急指令システム】
⇒アイ‐シー‐エス(ICS)
きんきゅうじょうりく【緊急上陸】
船舶や航空機に乗っている外国人が、病気や負傷の治療を受けるため、入国審査官の許可を受けて、一時的に上陸すること。入管法に規定される特例上陸の一つ。→緊急上陸許可
きんきゅうじょうりくきょか【緊急上陸許可】
《「緊急上陸の許可」の略》入管法に規定される特例上陸許可の一つ。船舶や航空機に乗っている外国人の緊急事態に迅速に対処するためのもので、病気や負傷の治療等を受けるため、緊急を要する場合に、上陸が認められる。
きんきゅうさいがいたいさくはけんたい【緊急災害対策派遣隊】
大規模自然災害の発生時に迅速な支援を行うために、国土交通省に設置された組織。平成20年(2008)発足。あらかじめ登録された国土交通省や地方運輸局などの職員からなり、災害時には直ちに派遣されて状況調査・被害拡大の防止・復旧支援などを行う。TEC-FORCE (テックフォース) (Technical Emergency Control Force)。