かしおり【菓子折(り)】
菓子を入れた折り箱。主として贈答に用いる。
かしがた【菓子型】
落雁 (らくがん) などの干菓子を作るときに、材料の粉を打ち込む木型。模様が彫ってある。また、洋菓子を焼くのに用いる金属製の型。
かしき【菓子器】
菓子を盛る器。蓋物 (ふたもの) と鉢・皿などがある。菓子入れ。
かしじゅう【菓子重】
菓子を入れる小形の重箱。
かしだね【菓子種】
菓子を作る原料。煎 (い) り粉 (こ) ・もち米など。
かしだんす【菓子箪笥】
衣装箪笥に似せて小形に作り、漆 (うるし) などを塗った菓子入れ。
かしとうじ【菓子杜氏】
《酒造りの職人を杜氏 (とうじ) というところから》菓子を作る職人。「船橋(=江戸ノ菓子店ノ名)を渡って来たと—」〈柳多留・九二〉
かしパン【菓子パン】
甘く味をつけたり、中にあん・クリーム・ジャムなどを入れたりして作ったパン。日本独特のものも多い。
かしパンうに【菓子パン海胆】
カシパン科のウニの総称。浅海の砂泥底にすむ。体は平たい円盤状で、表面のとげはごく短く細い。房総半島から台湾にかけて分布。ハスノハカシパン・スカシカシパンなど。
かしや【菓子屋】
菓子を製造・販売する店。また、その職業。