ほしょくてきおう【補色適応】
海藻が、体色とは補色の関係にある波長の光を光合成のエネルギーとして利用するようになること。水深により赤・黄・緑・紫と順に波長域が吸収されるため、浅い所では緑藻、深くなるにつれ褐藻・紅藻が生育する。
ほしょくシーシーディー【補色CCD】
デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどで、イメージセンサーとして補色フィルターのCCDを用いたもの。
ほしょくフィルター【補色フィルター】
《complementary color filter》デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどのイメージセンサーに装着される、青緑色(シアン)・赤紫(マゼンタ)・黄色(イエロー)・緑(グリーン)のフィルター。センサーの素子そのものは色を判別できないため、色の三原色に緑を加えた4色のフィルターを用いて光の信号の強弱を捉え、それを元に色のデータとして再現する。一般的に原色フィルターに比べて感度が高いが、色の再現性に劣るとされる。
ほしょくざんぞう【補色残像】
ある有彩色をしばらく凝視したのち、視界を白い壁などに移すと、先の色の補色が見えてくる現象。赤の場合はシアン、青の場合は黄色の残像となる。