出典:gooニュース
フジ清水社長 日枝氏の説明責任について「(説明責任は)取締役の個人個人が持つものでは無い」
フジテレビの清水賢治社長は、一連の問題に対する第三者委員会の調査報告をうけた31日の会見で、日枝氏の説明責任について問われると、取締役の選定は取締役会で決議していることなどから、「説明責任は取締役の個人個人が持つものでは無く、組織が受け持つもの」だとして、取締役個人としての日枝氏に説明責任は無い、との認識を示しました。
「日枝氏に説明責任はあるといえばある」フジテレビ第三社員会報告書公表会見 竹内朗委員長
委員長を務めた竹内朗弁護士は、質疑応答の中で、日枝氏について、影響力を行使して人事を決めていたとの指摘に対して説明責任はあるのかという問いに対しては、「あるかないかで言えばあるということになる」と説明しました。その上で「社長人事は最終的には取締役会にも責任はある」「取締役全員に説明責任がある」と説明しています。
日枝久・前取締役相談役に「説明責任はある」 フジ第三者委会見
◆(竹内氏) 日枝さんに説明責任があるかないかと言えば、あるという答えになるのかと思う。ただし、会長・社長の人事というのは、取締役会で機関決定をするものであるので、最終的な意思決定は取締役会という場で取締役全員が行うもの。取締役にも取締役会のメンバー全員にも説明責任があると考えている。
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