釣(り)船/釣(り)舟(つりぶね)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・獲ろうというのではなし、吉というのは年は取っているけれども、まだそれでもそんなにぼけているほど年を取っているのじゃなし、ものはいろいろよく知っているし、この人は吉を好い船頭として始終使っていたのです。釣船頭というものは魚釣の指南番か案内人の・・・
幸田露伴
「幻談」
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・・・山々の草枯れの色は実に美しいと東の山ばかり見ているうちはや神島まで来て、久礼はと見たけれども何処とも見当がつかぬ。釣船が追々に沖から帆を上げて帰って来る。甲板を下駄で蹴りながら、昨日稽古した「エコー」と云うのを歌う。室へ入ろうとするといつの・・・
寺田寅彦
「高知がえり」
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