姓氏の一。
たかみねじょうきち【高峰譲吉】
[1854〜1922]応用化学者。富山の生まれ。英国留学後、和紙・製塩・酒造の研究に従事。渡米し、タカジアスターゼを創製、アドレナリンを発見。後年、米国に帰化。
たかみねひでこ【高峰秀子】
[1924〜2010]映画女優。北海道の生まれ。本姓、松山。旧姓、平山。夫は映画監督の松山善三。5歳から子役として映画に出演し、「デコちゃん」の愛称で親しまれた。その後「綴方 (つづりかた) 教室」などのヒット作でヒロインを演じ、人気女優となる。戦後は木下恵介監督の「二十四 (にじゅうし) の瞳」「カルメン故郷に帰る」、成瀬巳喜男 (なるせみきお) 監督の「浮雲 (うきぐも) 」などに主演し、映画スターとして活躍した。著作に自伝的エッセー「わたしの渡世日記」などがある。