出典:gooニュース
英総合PMI、12月速報は50.5で横ばい 約4年ぶりの人員減ペース
William Schomberg[ロンドン 16日 ロイター] - 16日に発表されたS&Pグローバルによる12月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.5と、前月から横ばいだった。好不況の分かれ目となる50.0を上回ったものの、市場予想の50.7は下回った。人員削減ペースはこの約4年間で最も速い水準となった。
ユーロ圏総合PMI、12月は49.5に上昇 サービス業が50上回る
キャピタル・エコノミクスのジャック・アレンレイノルズ氏は「今回のPMIは経済が縮小していることを示している。コロナ流行以降、PMIはGDP(域内総生産)成長率の目安としてはあまり信頼できるものではなくなっているが、他の証拠も景気低迷を示唆している」と語った。
仏12月PMI、サービス48.2に改善 製造は55カ月ぶり低水準
製造業PMIは41.1から39.6に悪化し55カ月ぶりの低水準となったが、サービスと製造業を合わせた総合PMIは横ばい予想に対し、45.9から46.7に改善した。ハンブルク商業銀行(HCOB)のエコノミスト、タリク・カマル・チョードリー氏は、「サービス部門は依然手詰まり感があり、パリ五輪前後の時期を除くと成長の勢いがつかない」と述べた。
もっと調べる