フレネルかいせつ【フレネル回折】
《Fresnel diffraction》光の回折現象の一。光源または観測点が、回折物体から有限の距離にあり、そのため、光を平面波と近似できない場合をさす。フランスの物理学者フレネルの名にちなむ。→フラウンホーファー回折
フレネルレンズ【Fresnel lens】
集光レンズの一種で、厚さを減らすため、いくつかの輪帯レンズによって構成されたもの。→フレネル
フレネルゾーン【Fresnel zone】
無線通信などで、電力損失をすることなく電波が到達するために必要とする領域。二点を中心軸とする回転楕円体となる。この領域内に障害物があると、強度が確保されなくなる。通常、エネルギー伝達に大きく寄与する第一フレネルゾーンを指す。フレネル帯。
フレネルたい【フレネル帯】
⇒フレネルゾーン