出典:gooニュース
115分の大長考 名人初挑戦の永瀬拓矢九段「準備薄い序盤で…」
――大長考(115分)で封じ手にしたが、形勢判断は。 ◆9八歩(82手目)に代えて7五歩なら6六銀でしたが、9八歩が入っている関係を把握するのに結構時間をかけたので封じ手になった。封じ手は9八同香以外にない気がしました。7七銀、打たれ足りない ――2日目のポイントは。
藤井名人 昼休前に1時間53分の長考 遠見の角を放ち、永瀬王をにらむ 86手まで進む
局面が要所を迎え、終盤の詰む詰まないの局面まで読んだからこその大長考だったと見られる。 銀取りでもあるため永瀬は対応を求められる。永瀬も42分使っての昼食休憩入りは、午後1時からの再開まで昼食を取りながら対応を考えられるメリットを考慮しての判断だったと思われる。 昼食メニューは藤井が天ぷらそば(冷)、永瀬はにぎり寿司と米茄子の鴨炊き。
名人戦第1局 永瀬九段、大長考の末に封じ手 藤井名人の研究内か
昼食休憩を挟む42分の長考で、永瀬九段が7一馬(69手目)と先に手を変えて未知の戦いに入った。8八歩に同玉(79手目)と応じるのに53分使うなど、永瀬九段が考慮に沈む場面が多く見られた。 永瀬九段が1時間55分考えて次の手を封じた局面は、藤井名人が角と金の交換で駒得する代わりに、銀が玉の退路を塞ぐ「壁銀」の悪形を強いられている。
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