いっしゅ‐しけん【一種試験】
国家公務員採用試験の一。昭和59年度(1984)から、それまでの上級試験に替えて行われた。平成23年度(2011)をもって廃止され次年度から総合職試験となる。国家公務員採用一種試験。国一(こくい...
いっぱんしょく‐しけん【一般職試験】
国家公務員の採用試験の一。平成25年度(2013)採用分から実施され、それまでの二種試験から替わる大卒程度試験と、三種試験から替わる高卒者試験・社会人試験とがある。国家公務員採用一般職試験。→総...
くず【国栖/国巣/国樔】
《「くにす」の音変化》 1 古代、大和の吉野川上流の山地にあったという村落。また、その住民。宮中の節会(せちえ)に参り、贄(にえ)を献じ、笛を吹き、口鼓(くちつづみ)を打って風俗歌を奏した。くず...
くず【国栖】
謡曲。五番目物。反乱のために吉野の菜摘川に逃れた天武天皇を、老人夫婦が追っ手から隠し、やがて天女と蔵王権現が現れて天皇を祝福する。
くず‐うた【国栖歌】
古代、宮中の節会(せちえ)の際、国栖1が参内して奏した風俗歌。→国栖の奏(そう)
くに【国】
1〔国土〕a country; a land遠い国a far-off land [country]おとぎの国(a) fairyland夢の国「the realm [a land] of drea...
くにがしえんするらくのう【国が支援する酪農】
state-backed dairy farming
くにがら【国柄】
〔国の特色〕national characterそのことにも日本の国柄がうかがえるThat, too, reveals the national character of Japan.お国柄の違...
くにとちほうのさいむざんだかのひりつ【国と地方の債務残高の比率】
the ratio of outstanding debts owed by central and local governments
くにとちほうのりがい【国と地方の利害】
the interests of the central government and those of local ones
くに【国】
[共通する意味] ★一定の領土とそこに住む人民からなり、主権による統治組織をもつ集団。[英] a country; a nation[使い方]〔国〕▽国連には多くの国が加盟している▽その事業には...
くに【国】
[共通する意味] ★生まれ育った土地。[英] one's hometown[使い方]〔故郷〕▽故郷を出てから十年になる▽故郷の山河▽故郷に帰る〔郷里〕▽父の郷里は北海道だ▽郷里には母がいる〔ふる...
くになまり【国訛】
[共通する意味] ★共通語、標準語とは異なる発音やアクセント。[英] an accent[使い方]〔訛〕▽京都なまりで話す〔訛音〕▽訛音がまじる〔国訛〕▽お国なまりが出る[使い分け]【1】「訛り...
くにぶり【国ぶり】
[共通する意味] ★その国、その地方独特の風俗、習慣、風習。[英] national customs and manners[使い方]〔国風〕▽アジアと西欧とでは国風が大きく違う▽国風文化〔国ぶ...
くにもと【国もと】
[共通する意味] ★生まれ育った土地。[英] one's hometown[使い方]〔故郷〕▽故郷を出てから十年になる▽故郷の山河▽故郷に帰る〔郷里〕▽父の郷里は北海道だ▽郷里には母がいる〔ふる...
こくいせんよう【国威宣揚】
国家の威光を示すこと。
こくしむそう【国士無双】
国中で並ぶ者がないほどすぐれた人物のこと。▽「国士」は国の中で傑出した人のこと。「無双」は二つとない、並ぶものがないこと。もと、漢かんの蕭何しょうかが、後に軍の指揮官として漢王朝の成立に大功をあげた韓信かんしんを評して、劉邦りゅうほう(漢の高祖)に推薦したときの語。
こくしょくてんこう【国色天香】
牡丹ぼたんのこと。また、非常に美しい人の形容。▽「国色」は国中で第一の美しい色。また、国一番の美人。「天香」は天のものかと思うばかりの妙たえなる香り。すばらしい香りの意。「天香国色てんこうこくしょく」ともいう。出典に引用された李正封りせいほうの詩句「国色朝あしたに酒を酣たのしみ、天香夜に衣を染む」による。
こくりみんぷく【国利民福】
国の利益と人民の幸福のこと。▽「国利」は国家の利益。国益。
くにかね【国包】
[1592〜1665]江戸初期の刀工。仙台の人。山城大掾(やましろのだいじょう)を受領し、後年は用恵と号した。
くにとし【国俊】
⇒来国俊(らいくにとし)
くにとも‐とうべえ【国友藤兵衛】
[1778〜1840]江戸後期の科学者・鉄砲鍛冶(てっぽうかじ)。近江(おうみ)の人。名は重恭。号、一貫斎。家は代々、幕府の御用鉄砲鍛冶職。自製の天体望遠鏡で太陽の黒点を観測。また、空気銃・ポン...
くになかのむらじ‐きみまろ【国中連公麻呂】
[?〜774]奈良時代の仏師。百済(くだら)からの渡来人の子孫。東大寺大仏鋳造の事業を指揮し、造東大寺司次官となった。
くにみつ【国光】
鎌倉後期の刀工。粟田口国綱(あわたぐちくにつな)の子という。通称新藤五。法名、光心。鎌倉に住む。短刀の名人で、太刀は少ない。正宗はその弟子とされる。生没年未詳。 ⇒来国光(らいくにみつ)