あさ‐あけ【浅緋】
薄い緋色(ひいろ)。五位の者の着た袍(ほう)の色。また、その袍。うすあけ。
うす‐あけ【浅緋/薄緋】
⇒あさあけ(浅緋)
あさ‐あさ【浅浅】
[副] 1 色などが薄いさま。うっすら。「—と萌初(もえそ)めた麦畠は」〈藤村・破戒〉 2 考えが浅いさま。軽々しいさま。「気軽な男の、気も—に連れ添へば」〈浄・栬狩剣本地〉
あさあさ‐し・い【浅浅しい】
[形][文]あさあさ・し[シク]あさはかで軽々しい。奥深くない。「政さんなんかに気取られるようなそんな—・いおとよさんではない」〈左千夫・隣の嫁〉
あさ・い【浅い】
[形][文]あさ・し[ク] 1 表面から底まで、また入り口から奥までの距離が短い。深さが少ない。「—・い池」「—・い鍋(なべ)」「—・い洞窟(どうくつ)」⇔深い。 2 物事の程度や分量、また、か...
あさい【浅い】
[意味] 表面・外面から底・奥までの距離が短い。[英] shallow⇔深い[使い方]〔浅い〕(形)▽浅いプール▽浅い皿▽この川は浅い[補足]◇「認識が浅い」「思慮が浅い」「経験が浅い」のように...
あさせ【浅瀬】
[共通する意味] ★川や海などの水の浅い所。[英] a ford[使い方]〔浅瀬〕▽海の浅瀬で泳ぐ▽浅瀬を渡る〔川瀬〕▽川瀬を歩いて渡る〔瀬〕▽川の瀬を渡る[使い分け] 「瀬」は、川の、歩いて渡...
あさぢえ【浅知恵】
[共通する意味] ★浅はかな知恵。[英] shallow wit[使い方]〔猿知恵〕▽利口そうに振る舞っても猿知恵でしかない▽いくら猿知恵を働かせてみてもどうにもならない〔浅知恵〕▽若者の浅知恵...
あさで【浅手】
[共通する意味] ★軽い傷。浅い傷。[英] a slight wound[使い方]〔軽傷〕▽全治三日の軽傷〔浅手〕▽傷は浅手だ、しっかりしろ〔薄手〕▽薄手を負う▽思ったより薄手だった[使い分け]...
あさはか【浅はか】
[共通する意味] ★物の考え方などが浅く、おろかなさま。[使い方]〔浅はか〕(形動)▽浅はかにも自分が一番だと思っている〔軽薄〕(名・形動)▽そんな恰好(かっこう)をすると軽薄に見える▽流行を追...
あさい‐ちゅう【浅井忠】
[1856〜1907]洋画家。江戸の生まれ。フォンタネージに師事。明治美術会を創立。褐色を主調とした穏和な写実主義の作風を示す。フランス留学から帰国後は京都に住み、後進の指導に尽力。
あさい‐ながまさ【浅井長政】
[1545〜1573]戦国時代の武将。近江(おうみ)小谷城主。織田信長の妹お市を妻として織田家と同盟を結んだが、のち信長と対立。元亀元年(1570)姉川の戦いに敗れ、さらに本拠の小谷城を攻められ...
あさい‐りょうい【浅井了意】
[1612ころ〜1691]江戸前期の仮名草子作者。武士から浄土真宗の僧となった。号は瓢水子、松雲。著作に「御伽婢子(おとぎぼうこ)」「狗張子(いぬはりこ)」「東海道名所記」など。
あさかわ‐まき【浅川マキ】
[1942〜2010]歌手。石川の生まれ。寺山修司の舞台に出演し、高い評価を得る。ジャズやブルースなどの影響を受けた独特の歌唱と黒い衣装で「アングラの女王」と称された。代表作「かもめ」「夜が明け...
あさり‐けいた【浅利慶太】
[1933〜2018]演出家。東京の生まれ。昭和28年(1953)劇団四季を結成。ミュージカル「キャッツ」のロングラン公演を成功させるなど、日本におけるミュージカル人気の定着に尽力。長野オリンピ...