日本で、漢字渡来以前に古くから用いられていたという文字。日文 (ひふみ) 天名地鎮 (あないち) ・阿比留 (あひる) などがある。古来、神道家などの間にその存在が信じられてきたが、その多くは表音文字で、現在ではすべて後世の偽作とされる。江戸後期には、平田篤胤の「神字日文伝 (しんじひふみでん) 」(存在説)、伴信友の「仮字本末 (かなのもとすえ) 」(否定説)その他の論争があった。

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