とうしろう〔トウシラウ〕【藤四郎】例文一覧 1件

  1. ・・・四月九日の夜に至って、人々最後の御盃、御腹召されんとて藤四郎の刀を以て、三度まで引給えど曾て切れざりしとよ、ヤイ、合点が行くか、藤四郎ほどの名作が、切れぬ筈も無く、我が君の怯れたまいたるわけも無けれど、皆是れ御最期までも吾が君の、世を思い、・・・<幸田露伴「雪たたき」青空文庫>