憚り（はばかり）とは？意味・読み方・使い方

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はばかり【^×憚り】
の解説

［名］

１はばかること。遠慮すべきこと。「大先輩に対して何の—もない」

２差し支えること。差し障り。「実名を出すのは—がある」

３《人目をはばかる所の意から》便所。

［形動］［文］［ナリ］「憚り様」に同じ。

1. 「お酌は—だが先生に願うで」〈二葉亭・其面影〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

憚りの前後の言葉

憚りの例文(21)

出典：青空文庫

･･･「実はね、今妻が憚りへ行きたいと云うものだから、わしたちについて･･･芥川竜之介「将軍」
･･･、一枚を齎らした。「憚り、」　と身を横に、蔽うた燈を離れたので、･･･泉鏡花「女客」
･･･面合すに憚りたれば、ソと物の蔭になりつ。ことさらに隔りたれば窃み･･･泉鏡花「清心庵」

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