か‐はん【河畔】 の意味

  1. 河のほとり。河岸。「セーヌ河畔」
  • 名詞
  • か‐はん【河畔】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・建てて数十年を経たる古家なれば、掃除は手綺麗に行届きおれども、そこら煤ぼりて余りあかるからず、すべて少しく陰気にして、加賀金沢の市中にてもこのわたりは浅野川の河畔一帯の湿地なり。

      泉鏡花「化銀杏」

    • ・・・しかしてわれ今再びこの河畔に立ってその泉流の咽ぶを聴き、その危厳のそびゆるを仰ぎ、その蒼天の地に垂れて静かなるを観るなり。

      国木田独歩「小春」

    • ・・・又禹の治水にしても、洪水は黄土の沈澱によりて起る黄河の特性にして、河畔住民の禍福に關すること極めて大なるもの也。

      白鳥庫吉「『尚書』の高等批評」