出典:gooニュース
日中の「戦略的互恵関係」5年ぶり明記 外交青書
日中関係については、懸案を抱えつつも共通の利益拡大を目指す「戦略的互恵関係」を包括的に推進するとの文言を5年ぶりに明記しました。 一方、中国の軍事動向については、東シナ海、南シナ海で一方的な現状変更の試みが続いていると指摘しました。 そのうえで、南シナ海において日本、アメリカ、フィリピンの連携強化の重要性を強調しました。
日中「互恵関係」5年ぶり明記 24年版外交青書
昨年11月の日中首脳会談で確認した「戦略的互恵関係」を5年ぶりに青書に書き込み、包括的に推進すると明記した。韓国との関係改善を反映し、10年版以来14年ぶりに「パートナー」と表現した。 中国に関する記述では、懸案を含めて対話を重ね、共通課題については協力する「建設的で安定的な関係」の構築が重要だと表明した。
2024年版外交青書 中国と「戦略的互恵関係」5年ぶりに明記
一方で、日中間では2023年11月に行われた日中首脳会談で「戦略的互恵関係を包括的に推進することを再確認した」として、「戦略的互恵関係」という表現を5年ぶりに明記しました。韓国については、7回にわたる日韓首脳会談の実施など、2023年を「日韓関係が大きく動いた一年」として、韓国を「パートナーとして協力していくべき重要な隣国」と位置づけています。
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