こん‐き【根気】 の意味

  1. 物事を飽きずに長くやり続ける気力。こん。「根気が続かない」「根気よく望遠鏡をのぞく」
  • 名詞

こん‐き【根気】の慣用句

  1. 根気に
    • 根気よく。
      「三人は約三十分許(ばかり)―働いた」〈漱石三四郎
  1. こんきしごと【根気仕事】
    • 我慢強く続ける必要のある仕事。
  1. こんきまけ【根気負け】
    • 飽きずに我慢強く続ける気力がなくなって負けること。根負け。粘り負け。
  • こん‐き【根気】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・物慣れた甚太夫は破れ扇に鳥目を貰いながら、根気よく盛り場を窺いまわって、さらに倦む気色も示さなかった。

      芥川竜之介「或敵打の話」

    • ・・・ですから帰朝後二三年の間、彼は毎日あのナポレオン一世を相手に、根気よく読書しているばかりで、いつになったら彼の所謂『愛のある結婚』をするのだか、とんと私たち友人にも見当のつけようがありませんでした。

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・その間奥さんは根気好く黙って、横を向いている。

      著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ 訳:森鴎外「罪人」