し‐かん〔‐クワン〕【仕官】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 官職に就くこと。役人になること。
  1. 浪人していた武士が大名などに召し抱えられて仕えること。
  • 名詞
  • し‐かん〔‐クワン〕【仕官】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ある時は仕官懸命の地をうらやみ、まさか仏籬祖室の扉の奥にはいろうとは、思わなかったけれど、教壇に立って生徒を叱る身振りにあこがれ、機関車あやつる火夫の姿に恍惚として、また、しさいらしく帳簿しらべる銀行員に清楚を感じ、医者の金鎖の重厚に圧倒さ・・・

      太宰治「春の盗賊」

    • ・・・今の日本の習俗に於て、仕官又は商売等、戸外百般の営業は男子の任ずる所にして、一家の内事を経営するは妻の職分なり。

      福沢諭吉「女大学評論」

    • ・・・この点より論ずるときは、仕官もまた営業渡世の一種なれども、俸給の他に位階勲章をあたうるは、その労力の大小にかかわらず、あたかも日本国中の人物を排列してその段等を区別するものにして、官途にはおのずから抜群の人物多きがゆえに、位階勲章を得る者の・・・

      福沢諭吉「学問の独立」