ころも【衣】
1 人のからだに覆いつけるものの総称。衣服。きもの。きぬ。 2 僧尼が袈裟(けさ)の下に着る衣服。法衣(ほうえ)。僧衣。「墨染めの—」 3 揚げ物や菓子などの外面をくるんだり、まぶしつけたりする...
ころも【挙母】
愛知県豊田(とよた)市の旧称。→豊田
衣(ころも)打(う)・つ
光沢を出したり、柔らかくしたりするために布を砧(きぬた)で打つ。「白妙の—・つ砧の音もかすかに」〈源・夕顔〉
衣(ころも)片敷(かたし)・く
着物の片袖を敷いて寝る。独り寝をする。「さむしろに—・き今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫」〈古今・恋四〉
ころも‐がい【衣貝】
コロモガイ科の巻き貝。浅海の砂泥底にすむ。貝殻は紡錘形で、殻高約7センチ。殻表は茶褐色で、螺層(らそう)は階段状に角ばり、太い縦の肋(ろく)と螺肋(らろく)とが刻まれている。ふたはない。本州中部...