あき‐の‐ななくさ【秋の七草】
秋を代表する七つの草花。萩・尾花・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)。《季 秋》→春の七草 [補説]万葉集の山上憶良の歌では、桔梗の代わりに...
あた・う【能う】
[動ワ五(ハ四)]《もと必ず打消しを伴い、活用語の連体形に「こと」や助詞「に」を付けて「…にあたわず」「…ことあたわず」の形で多く用いられたが、明治以後は肯定の言い方もみられる》 1 可能の意を...
あへんえんきゅうしょくおよびばしょていきょう‐ざい【阿片煙吸食及び場所提供罪】
阿片を吸引・摂取する罪。また、そのための場所を提供して利益を図る罪。刑法第139条が禁じ、前者は3年以下の、後者は6か月以上7年以下の懲役に処せられる。阿片煙吸食場所提供罪。阿片煙吸食罪。 [補...
あわ‐や
[副]危険などがその身に及ぶ寸前であるさま。あやうく。「—人にぶつかるところだった」「—、と思ったときに夢から覚めた」
[感]事の起ころうとするとき、驚いたときなどに発する語。「—、法皇の流...
いざ知(し)らず
《「いさ知らず」の「いさ」と感動詞「いざ」との混同によってできたもの》…についてはよくわからないが。…はともかくとして。「昔は—、現在こんな事を信じる者はいない」
与かる
1〔関係する〕participate ((in));take part ((in));be concerned ((with)) ⇒かんけい(関係),かんよ(関与)ビルの再建にあずかったHe p...
言い悩む
その件については言い悩んだI hesitated 「to broach the subject [to bring it up].その悪い知らせをどう伝えたものか言い悩んだ「I found it...
言い紛らす
equivocate; quibble ⇒いいぬける(言い抜ける)彼はこの件の自分の責任についてはうまく言い紛らしてしまったHe cleverly talked his way around t...
一見識
⇒けんしき(見識)この問題については彼は一見識を持っているHe has well-informed opinions on the problem.
一指
彼は妻の財産に一指も触れなかったHe left his wife's fortune untouched.息子の事についてはあの男に一指も触れさせないI won't allow him to m...
かくしゅ【各種】
[共通する意味] ★種類がたくさんあるさま。[英] varieties (of)[使い方]〔各種〕▽各種の市民団体から募金が寄せられた▽各種学校〔種種〕(名・形動)▽失敗の原因については種々考え...
たよう【多様】
[共通する意味] ★種類がたくさんあるさま。[英] varieties (of)[使い方]〔各種〕▽各種の市民団体から募金が寄せられた▽各種学校〔種種〕(名・形動)▽失敗の原因については種々考え...
たしゅ【多種】
[共通する意味] ★種類がたくさんあるさま。[英] varieties (of)[使い方]〔各種〕▽各種の市民団体から募金が寄せられた▽各種学校〔種種〕(名・形動)▽失敗の原因については種々考え...
さまざま
[共通する意味] ★種類がたくさんあるさま。[英] varieties (of)[使い方]〔各種〕▽各種の市民団体から募金が寄せられた▽各種学校〔種種〕(名・形動)▽失敗の原因については種々考え...
しゅじゅ【種種】
[共通する意味] ★種類がたくさんあるさま。[英] varieties (of)[使い方]〔各種〕▽各種の市民団体から募金が寄せられた▽各種学校〔種種〕(名・形動)▽失敗の原因については種々考え...
くんしのきゅうし【君子九思】
君子である者が思い心がけるべき九つのこと。物を見るときは細かいところまでしっかり見る、話を聞くときは正確に聞く、表情は穏やかにする、身ぶりはつつましくする、物をいうときには真心をこめる、仕事は慎重にする、疑問を感じたら質問する、怒るときはその結果生じる難事・難題を考える、利益についてはそれが正当かどうか考えて善悪を吟味する、の九つのこと。
こうきょもうそ【綱挙網疏】
物事の根本をつかむことを大事にして、細かな事についてはこだわらないこと。また、大きな悪事の根本を追及することに専念して、小さな悪事は見逃すこと。
ししょごきょう【四書五経】
中国の代表的な古典の総称で、儒教で経典として尊ばれたもの。▽「四書」は儒教の根本教典とされる『大学だいがく』『中庸ちゅうよう』『論語ろんご』『孟子もうし』。「五経」は儒教の教典のうち重要な『易経えききょう』『詩経しきょう』『書経しょきょう』『礼記らいき』『春秋しゅんじゅう』の五種の書。「五経」については時代により異なる。
むじゅんどうちゃく【矛盾撞着】
二つの事柄が論理的に食い違って、つじつまが合わないこと。▽「矛盾」は同一人物の言動が一貫していないこと。食い違っていること。「撞着」も「矛盾」と同義。「盾」は「楯」、「着」は「著」とも書く。「矛盾」については「中国戦国時代、楚そ国で矛ほこと盾たてを売っていた商人が、矛を売るときには、この矛はどんな堅固な盾も突き破るほど鋭いと言い、盾を売るときにはこの盾はどんな鋭利な矛でも破れないと言ったところ、聞いていた人に、それではその矛でその盾を突いたらいったいどうなるのかと聞かれ、商人は返答に困った」という故事(『韓非子かんぴし』難なん一)がある。
イソップ【Æsop/Aesop】
「イソップ物語」の作者とされる前6世紀ごろのギリシャ人。解放奴隷ともいわれるが、生涯についてはほとんど不明。アイソポスの英語名。
おくだいら‐やすひろ【奥平康弘】
[1929〜2015]憲法学者。北海道の生まれ。表現の自由について研究。日本国憲法については護憲の立場を取った。著「表現の自由を求めて」「いかそう日本国憲法」など。
ハットン【James Hutton】
[1726〜1797]英国の地質学者。過去の大規模な地質現象も現在の自然現象の長時間の累積として説明できるとする斉一(せいいつ)説を主張。また、岩石の成因については火成論を唱えた。著「地球の理論」。