とく【読】
⇒どく
とく【禿】
[音]トク(呉)(漢) [訓]はげ はげる ちびる かむろ かぶろ 1 はげ。はげる。「禿頭/愚禿」 2 すり切れる。ちびる。「禿筆」
とく【匿】
[常用漢字] [音]トク(慣) [訓]かくす かくまう 隠して現さない。隠れる。「匿名/隠匿・竄匿(ざんとく)・潜匿・蔵匿・秘匿」
とく【特】
[音]トク(漢) [学習漢字]4年 1 他と異なってそれ一つだけのさま。それだけ目立って著しいさま。「特異・特産・特殊・特色・特別・特有/奇特(きとく)・奇特(きどく)・独特」 2 特別。「特価...
とく【得】
[音]トク(呉)(漢) [訓]える うる [学習漢字]5年 〈トク〉 1 手に入れる。「得点・得票/獲得・既得・取得・拾得・所得・生得」 2 もうける。もうけ。「得策・得分/損得・役得・余得・...
とく【得】
〔利益〕 ((make)) (a) profit, (a) gain;〔有利〕(an) advantage;〔恩恵〕benefit得な profitable; advantageousその計画で...
とく【徳】
1〔人の道に合っていること〕(a) virtueきわめて徳の高い人a man of exceptional virtue/an extremely virtuous man徳を修めるcultiv...
とく【×梳く】
髪をとくcomb one's hair
とく【溶く】
塩を水で溶くdissolve salt in water
とく【解く】
1〔ほどく〕縄を解くuntie a rope包みを解くundo a package靴ひもを解くunlace one's shoesもつれを解くdisentangle a knot彼女は彼の額の包...
とく【解く】
[共通する意味] ★結んであるものを分けたり、固まっているものをやわらかくする。[使い方]〔解く〕(カ五)〔ほどく〕(カ五)〔ほぐす〕(サ五)[使い分け]【1】「解く」は、結んだり縫ったりされた...
とく【得】
[共通する意味] ★事業、売買などをして利益を得ること。[英] profit[使い方]〔得〕▽値上がり前に買って得をした▽一文の得にもならない〔利得〕▽不当な利得を得る▽利得を求める[使い分け]...
とく【溶く】
[共通する意味] ★液体の中に混ぜたり、熱を加えたりして固体を液状にする。[英] to melt[使い方]〔溶かす〕(サ五)▽砂糖を溶かした水▽氷を溶かす▽鉄をとかす〔溶く〕(カ五)▽水で絵具を...
とくい【得意】
[共通する意味] ★自分の気持ち、考えと一致して満足に思うこと。[英] elation[使い方]〔得意〕(名・形動)[使い分け] 「会心」「得意」ともに、自分の行為などがうまくいき、満足に思う気...
とくい【得意】
[共通する意味] ★よく買ってくれたり、利用してくれたりする、事業主にとってありがたい客。[英] a customer[使い分け]【1】「得意」は、「お得意」また「お得意さん(様)」の形でよく使...
とくいまんめん【得意満面】
事が思いどおりに運び、誇らしさが顔全体に表れるさま。▽「得意」は成功に満足するさま。
とくぎょぼうせん【得魚忘筌】
魚を捕ってしまうと、その道具の筌やなのことなど忘れてしまうということ。転じて、目的を達すると、それまでに役立ったものを忘れてしまうことのたとえ。▽「筌」は水中に沈めて魚を捕る竹かごのこと。一般に「魚うおを得えて筌せんを忘わする」と訓読を用いる。
とくこうぼうじゅう【徳高望重】
人徳が高く、人々からの信望が厚いこと。▽「望重」は人望が厚いこと。
とくせいじよう【徳性滋養】
人が天から与えられた道徳的な性質を養い育てること。
とくひつたいしょ【特筆大書】
ことさら人目につくように、大きく書くこと。人目につくように特に強調すること。▽「特筆」は、特に取りたてて記すこと。
とくいつ【徳一】
平安初期の法相(ほっそう)宗の僧。徳溢・得一とも書いた。藤原仲麻呂の子といわれる。東大寺に住んだのち東国に移り、筑波山に中禅寺、会津に慧日寺を開いて布教。法華一乗を唱える最澄と再三にわたって論争...
とく‐おう【徳王】
[1902〜1966]中国内モンゴルの政治家。王公の家庭に生まれ、内モンゴルの自治権獲得運動に従事した。1939年日本軍の援助下に蒙古連合自治政府を樹立し、主席に就任。日本の敗戦後は反共運動を行...
とくおか‐しんせん【徳岡神泉】
[1896〜1972]日本画家。京都の生まれ。本名、時次郎。竹内栖鳳(たけうちせいほう)に師事。幽遠で静寂な画境を確立。文化勲章受章。
とくがわ‐いえさだ【徳川家定】
[1824〜1858]江戸幕府第13代将軍。在職1853〜1858。家慶の四男。生来病弱のため、政治は老中に一任。後嗣がなく、将軍継嗣問題が起きた。
とくがわ‐いえさと【徳川家達】
[1863〜1940]政治家。田安慶頼の三男。幼名、亀之助。明治元年(1868)徳川宗家を相続。同23年、貴族院議員となり、以後、貴族院議長・日本赤十字社社長などを歴任、ワシントン軍縮会議の全権...