む‐み【無味】
[名・形動] 1 味がないこと。うまみがないこと。「—無臭」 2 おもしろみがないこと。なんの風情もないこと。また、そのさま。「技巧だけが目立つ—な文章」
むみ‐かんそう【無味乾燥】
[名・形動]おもしろみも風情もないこと。また、そのさま。「—な数字の羅列」
む‐みょう【無明】
《(梵)avidyāの訳》仏語。邪見・俗念に妨げられて真理を悟ることができない無知。最も根本的な煩悩で、十二因縁の第一、三惑の一とされる。
むみょう‐い【無名異】
1 新潟県佐渡から産する、硫化鉄を多量に含む赤色の粘土。 2 呉須(ごす)のこと。
むみょうい‐やき【無名異焼】
佐渡市相川で産する朱泥(しゅでい)系の陶器。弘化年間(1844〜1848)ごろ、伊藤甚兵衛が無名異1を陶土にまぜて焼いたのに始まる。