あら・す【荒らす】
[動サ五(四)] 1 乱雑な状態にする。「子供に机の中を—・される」 2 建物・土地などを手入れせずにほうっておく。「長く留守にして庭を—・す」 3 傷つけたり壊したりする。いため傷つける。「薬...
う‐ろん【胡乱】
[名・形動]《唐音》 1 正体の怪しく疑わしいこと。また、そのさま。「—な者がうろついている」 2 確かでないこと。真実かどうか疑わしいこと。また、そのさま。「誤を正したり、—な所は字書を引いて...
エントロピー【entropy】
《変化の意のギリシャ語tropēから》 1 熱力学において物質の状態を表す量の一。等温可逆的な変化で、ある物質系が熱量を吸収したとき、エントロピーの増加は吸収熱量を温度で割った値に等しい。熱的に...
カオス【(ギリシャ)chaos】
1 ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態。混沌。無秩序。ケーオス。⇔コスモス。 2 特定の規則や微分方程式に従う系に生じる、不規則で乱雑な予測不可能な挙動。系...
かき‐まわ・す【掻き回す】
[動サ五(四)] 1 手や道具をある物の中に入れて、ぐるぐるまわす。「風呂の湯を—・す」 2 中のものをいじって、乱雑にする。「机の中を—・す」 3 混乱やもめごとを生じさせる。「彼の発言が会議...
がちゃがちゃ
1〔音〕clankety-clank(▼擬音語)がちゃがちゃいう音a rattling [clattering] noise/〔剣などの〕a clangor箱を動かすとがちゃがちゃいうThe b...
くちゃくちゃ
1〔しわくちゃ〕くちゃくちゃの crumpled彼女はその手紙をくちゃくちゃにしたShe crumpled (up) the letter (into a ball).あまり強く握っていたので帽...
ごたごた
1〔乱雑な様子〕ごたごたとin disorder [confusion];〔ごたまぜに〕in a jumbleごたごたした室内a messy roomごたごたした裏通りa disorderly ...
雑
1〔雑多なこと〕雑収入miscellaneous income [revenue]2〔ぞんざいなこと〕雑な sloppy, slipshod雑な文を書くwrite sloppy prose/wr...
散らかす
〔物をまき散らす〕scatter (about);〔乱雑にする〕mess up ((a room))新聞を散らかしたままにするleave pages of the paper lying abo...
ざつぜん【雑然】
[共通する意味] ★ごたごたとしていてまとまりのないこと。[英] disorder; muddle[使い方]〔乱雑〕(名・形動)▽書類を乱雑に散らかしておく▽衣類をたんすに乱雑に押し込む〔雑然〕...
らんざつ【乱雑】
[共通する意味] ★ごたごたとしていてまとまりのないこと。[英] disorder; muddle[使い方]〔乱雑〕(名・形動)▽書類を乱雑に散らかしておく▽衣類をたんすに乱雑に押し込む〔雑然〕...
ちらかる【散らかる】
[共通する意味] ★ばらばらになってあたりに広がる。[英] to scatter[使い方]〔散る〕(ラ五)▽火花が散る▽群衆が散る▽気が散る〔散らばる〕(ラ五)▽卒業生が全国に散らばる▽人家が散...
ちらばる【散らばる】
[共通する意味] ★ばらばらになってあたりに広がる。[英] to scatter[使い方]〔散る〕(ラ五)▽火花が散る▽群衆が散る▽気が散る〔散らばる〕(ラ五)▽卒業生が全国に散らばる▽人家が散...
ちる【散る】
[共通する意味] ★ばらばらになってあたりに広がる。[英] to scatter[使い方]〔散る〕(ラ五)▽火花が散る▽群衆が散る▽気が散る〔散らばる〕(ラ五)▽卒業生が全国に散らばる▽人家が散...
じゅうとおうまつ【縦塗横抹】
気ままに、また、乱雑に書きなぐること。▽「塗」はぬる。「抹」はぬる。また、ぬり消す。「縦…横…」は自由自在に、思うままにの意。
てんぞうそうまい【天造草昧】
天地創造のとき、この世にまだ秩序がなく混沌こんとんとして定まらないこと。また、世の中に秩序がなく、天下のまだ定まらないことにもいう。▽「天造」は天が万物を創造すること、また、その創造物。「草」ははじめの意。また、乱雑の意。「昧」は暗い意。
はいばんろうぜき【杯盤狼藉】
酒宴で、あたり一面に杯や皿が散らかっていること。また、宴会の乱れたありさま。▽「杯盤」は、ここでは杯と皿のこと。「狼藉」は物が散乱すること。狼おおかみは下草を踏み荒らして寝る習性があることから。
らんざつむしょう【乱雑無章】
物や事柄がばらばらのまま整理されていないこと。無秩序のまま放置されていること。▽「無章」は筋道が立たないこと。「章」は筋道・秩序の意。「乱雑らんざつにして章しょう無なし」と訓読する。