あかいとり【赤い鳥】
児童文芸雑誌。大正7年(1918)創刊。昭和11年(1936)廃刊。鈴木三重吉主宰。芥川竜之介の「蜘蛛の糸」をはじめ、有島武郎・北原白秋らの創作童話・童謡を掲載。
あかいろうそくとにんぎょ【赤い蝋燭と人魚】
小川未明による創作童話。大正10年(1921)東京朝日新聞に掲載。欲のために人魚の信頼を裏切った人間に天罰が下される物語。
アグニのかみ【アグニの神】
芥川竜之介による創作童話。雑誌「赤い鳥」に大正10年(1921)1月号、2月号の2号にわけて掲載。大正8年(1919)に「中央公論」に発表した自身の小説「妖婆」を下敷きにした作品。
アースワーク【earthworks】
大地そのもの、または表現手段として自然物を用いた芸術。その多くは人里離れた場所で創作され、もっぱら写真やビデオで鑑賞される。ランドアート。
アート‐クラフト【art craft】
陶芸、紙すきなど伝統的な技術を表現手段とする創作的工芸。
書く
1〔文字を〕write;〔つづる〕spell字を上手[下手]に書くwrite well [badly]ボールペン[鉛筆]で書くwrite with a 「ball-point pen [penc...
結構
1〔構え,構造〕創作の結構the structure [construction] of a creative work2〔申し分ない〕結構な贈り物a wonderful present結構な出...
作意
1〔故意〕an intentionそれは作意あってしたことだHe did it intentionally [on purpose].2〔創作の意図〕a conception ((for a w...
創作
1〔作り出すこと〕creation;〔作品〕a creative work;〔小説〕a novel創作する create;〔小説を書く〕write a novel2〔でっちあげ〕その話は彼女が勝...
遠退く
1〔遠く離れる〕足音が次第に遠のいていったThe footsteps gradually faded away.危険は遠のいたようだThe danger seems to have recede...
ぞうせい【造成】
[共通する意味] ★新しいものを作り出すこと。[英] creation[使い方]〔創造〕スル▽新しい芸術の創造▽創造性▽天地創造〔創出〕スル▽新しい文化の創出〔創製〕スル▽明治初期創製の銘菓〔独...
どくそう【独創】
[共通する意味] ★新しいものを作り出すこと。[英] creation[使い方]〔創造〕スル▽新しい芸術の創造▽創造性▽天地創造〔創出〕スル▽新しい文化の創出〔創製〕スル▽明治初期創製の銘菓〔独...
そうせい【創成】
[共通する意味] ★新しいものを作り出すこと。[英] creation[使い方]〔創造〕スル▽新しい芸術の創造▽創造性▽天地創造〔創出〕スル▽新しい文化の創出〔創製〕スル▽明治初期創製の銘菓〔独...
そうしゅつ【創出】
[共通する意味] ★新しいものを作り出すこと。[英] creation[使い方]〔創造〕スル▽新しい芸術の創造▽創造性▽天地創造〔創出〕スル▽新しい文化の創出〔創製〕スル▽明治初期創製の銘菓〔独...
そうせい【創製】
[共通する意味] ★新しいものを作り出すこと。[英] creation[使い方]〔創造〕スル▽新しい芸術の創造▽創造性▽天地創造〔創出〕スル▽新しい文化の創出〔創製〕スル▽明治初期創製の銘菓〔独...
いしょうさんたん【意匠惨憺】
詩文・絵などを創作するときに思いわずらいながらする工夫。転じて、物事に工夫を凝らすために、あれこれと苦心すること。
かんこつだったい【換骨奪胎】
古人の詩文の表現や発想などを基にしながら、これに創意を加えて、自分独自の作品とすること。他人の詩文、また表現や着想などをうまく取り入れて自分のものを作り出すこと。骨を取り換え胎盤を奪い取って、自分のものとする意から。▽もと、「換骨」は凡骨を取り去って仙骨に取り替える、「奪胎」は胎盤を奪い生まれ変わらせる意で、修練をして根本から仙人に生まれ変わることをいう道家の語。転じて、詩文の創作法として「換骨」は、古人の詩文の意味を変えないで字句を変えること。「奪胎」は古人の詩文の内容・主意を取って作りかえること。今では、他人の作品の一部を作りかえて、新しいもののように見せかける意に用いられることもある。「奪胎換骨だったいかんこつ」ともいい、「奪」は「脱」とも書く。「骨ほねを換かえ胎たいを奪うばう」と訓読する。
がんこうしゅてい【眼高手低】
目は肥えているが、実際の技能や能力は低いこと。知識はあり、あれこれ批評するが、実際にはそれをこなす能力がないこと。また、理想は高いものの実力が伴わないこと。▽「眼高めたかく手低てひくし」と訓読する。
あおやま‐ななえ【青山七恵】
[1983〜 ]小説家。埼玉の生まれ。旅行会社に勤務するかたわら創作活動を続ける。筑波大学在学中に書いた「窓の灯」でデビュー。「ひとり日和」で芥川賞受賞。
アンデルセン【Hans Christian Andersen】
[1805〜1875]デンマークの童話作家・小説家・詩人。創作童話で世界的に有名。小説「即興詩人」「絵のない絵本」、童話「親指姫」「マッチ売りの少女」など。デンマーク語名アナセン。
いしい‐ももこ【石井桃子】
[1907〜2008]児童文学作家・翻訳家。埼玉の生まれ。戦後「岩波少年文庫」の編集に携わる。ミルン著「クマのプーさん」や、マーク=トウェーン著「トム=ソーヤーの冒険」など、多くの英米児童文学を...
いぬい‐とみこ
[1924〜2002]児童文学作家。東京の生まれ。本名、乾富子。岩波少年文庫の編集のかたわら創作活動に従事。「うみねこの空」で昭和40年度(1965)野間児童文芸賞受賞。他に「ツグミ」「ながいな...
イ‐フェソン【李恢成】
[1935〜2025]小説家。サハリン(樺太(からふと))の生まれ。朝鮮総連、朝鮮新報社勤務のかたわら、創作に打ち込む。「砧(きぬた)をうつ女」で芥川賞受賞。他に「約束の土地」「見果てぬ夢」「百...