あい【合(い)】
1 (「間」とも書く)「合い着」「合い服」の略。「—の服」 2 名詞の下に付いて接尾語的に用いる。 ㋐互いにある動作をすることを表す。「話し—」「触れ—」 ㋑様子・調子などの意を表す。「色—」「...
あい‐あい【相合(い)/相相】
《「あいやい」とも》 1 互いに優劣のないこと。「少しのものも—にほどこして」〈倉田・出家とその弟子〉 2 物事を一緒にすること。二人以上で、一つの物を所有し使用すること。「仏壇の御あかしと—で...
あいあい‐がさ【相合(い)傘】
1 二人で1本の傘を差すこと。多く、男女の場合についていう。相傘(あいがさ)。最合(もや)い傘。 2 男女の仲を示すいたずら書きの一種。簡単な線書きの傘の柄の両側に二人の名前を書くもの。
アイアールじっし‐ほう【IR実施法】
《「特定複合観光施設区域整備法」の通称》カジノを含む統合型リゾート施設の設置に関する法律。特定複合観光施設区域の認定、カジノ事業の免許、カジノ施設への入場制限、入場料、カジノ管理委員会の設置等に...
あい‐いん【合(い)印】
別の帳簿や書類と対照したしるしに押す印。合い判(はん)。あいじるし。
いっさいがっさい【一切合切】
[共通する意味] ★何もかもみんな。全部。[英] everything[使い方]〔万事〕▽一事が万事(=一つの事柄を見て、それ以外の事も同様なものだと推測されること)▽万事うまくいった▽万事休す...
ちょうごう【調合】
[共通する意味] ★薬をきまった分量に従って混ぜ合わせること。[英] to prepare; to compound (medicine)[使い方]〔調剤〕スル▽患者に出す薬を調剤する▽調剤師〔...
ひきあわせる【引き合わせる】
[共通する意味] ★両方を照らし合わせてくらべる。[英] to check (with, against)[使い方]〔突き合わせる〕(サ下一)▽原文と突き合わせて調べる▽二人の持ち物を突き合わせ...
れんごうこく【連合国】
[共通する意味] ★共通の目的のために手を結んだ国。[英] an ally[使い方]〔同盟国〕▽同盟国とのつながりを強化する〔連合国〕▽連合国側が大勝利をおさめた〔盟邦〕▽わが国と盟邦関係にある...
がっしゅうこく【合衆国】
[共通する意味] ★国家の成立形態の種別。[使い方]〔連邦〕▽連邦共和国▽連邦政府〔合衆国〕▽アメリカ合衆国〔共和国〕▽フランス共和国〔君主国〕▽君主国は減少の一途をたどっている〔帝国〕▽大英帝...
あいえんきえん【合縁奇縁】
不思議なめぐり合わせの縁。人と人とが互いに気心が合うかどうかは、みな因縁いんねんという不思議な力によるものであるということ。人と人の結びつきについていうが、特に男女の間柄についていう。▽「合縁」はもと仏教語で、恩愛から起こる人と人の結びつきの意。「奇縁」は不思議なめぐり合わせの意。また、思いがけない不思議な縁の意。「愛縁機縁」「相縁機縁」とも書く。
あふげいごう【阿附迎合】
相手の機嫌をとり、気に入られようとしてへつらいおもねること。▽「阿附」は人の機嫌をとり、おもねり従うこと。「迎合」は人の言動をなんでも受け入れ合わせること。「附」は「付」とも書く。
じょういとうごう【情意投合】
お互いの気持ちがぴったりと合うこと。▽「情意」は感情と意志。また、心。「投合」はぴったり合うこと。
てんじんめいごう【天人冥合】
天意と人の言行が自然と一致すること。人の言行が正しければ、おのずとそれは天意であること。
りごうしゅうさん【離合集散】
離れ離れになったり、集まって再会したりすること。▽「離合」は離れることと一つに集まること。協同したり反目したりすること。「集散」は集まることと離れ去ること。「集散離合しゅうさんりごう」ともいう。「集」は「聚」とも書く。
おちあい‐なおぶみ【落合直文】
[1861〜1903]国文学者・歌人。宮城の生まれ。旧姓、鮎貝。号は萩之家(はぎのや)。長編新体詩「孝女白菊の歌」で世に知られた。短歌革新を唱えて「浅香(あさか)社」を結成。著「萩之家歌集」「こ...
かわい‐ぎょくどう【川合玉堂】
[1873〜1957]日本画家。愛知の生まれ。本名、芳三郎。別号、偶庵。初め四条派、のち橋本雅邦に師事して狩野派を学び、詩情あふれる穏健な風景画に独自の画風を打ち立てた。文化勲章受章。作「彩雨」など。
かわい‐そら【河合曽良】
[1649〜1710]江戸前期の俳人。信濃の人。旧姓、岩波。芭蕉の弟子で、「奥の細道」の旅に随行、その時の日記を残した。句集に「雪まろげ」がある。
かわい‐たけお【河合武雄】
[1877〜1942]新派俳優。東京の生まれ。本名、内山武次郎。女形として活躍し、美貌とはでな芸風で人気を集めた。
たけだ‐ゆりこ【武田百合子】
[1925〜1993]随筆家。神奈川の生まれ。夫は作家の武田泰淳。夫の死後、富士山荘での二人の生活を綴(つづ)った「富士日記」を発表し、田村俊子賞受賞。他に「犬が星見た」「ことばの食卓」など。