アイツタキ‐とう【アイツタキ島】
《Aitutaki》南太平洋、クック諸島の島。首都があるラロトンガ島の北約260キロメートルに位置する。火山性の島で、同諸島で2番目に大きい。周囲を環礁と小島に囲まれる。コプラ、オレンジを産する...
アイミリイキ‐バイ【Aimeliik Bai】
パラオのバベルダオブ島南西部、アイミリイキ州にある建物。バイとよばれる伝統的な工法によって建てられたもので、急勾配の三角屋根をもち、外壁に人や魚をかたどった装飾が施されている。周囲には祭祀(さい...
アイル‐クロー【Ayer Keroh】
マレーシア、マレー半島南西岸の都市マラッカ北郊の町。市街中心部の北約20キロメートルに位置する。アイルクロー湖の周囲にマラッカ動物園、蝶・爬虫類(はちゅうるい)園、タマンミニマレーシアなどがあり...
アイレット‐ワーク【eyelet work】
目打ちで生地に穴をあけ、その周囲を糸でかがる刺繍(ししゅう)の技法。
アウヤン‐テプイ【Auyán Tepui】
ベネズエラのギアナ高地にある、テプイとよばれるテーブル状の山の一。周囲約650キロメートル。ギアナ高地最大のテプイとして知られる。標高差1000メートルにおよぶ断崖に囲まれたアンヘル滝がある。ロ...
環境
environment;circumstance《周囲の状況》
環境
environment; surroundings(▼environmentは個人の感情・情操・人格などに与える影響を強調する);〔自然環境〕the environment環境の environ...
かんきょうの【環境の】
environmental環境にやさしいeco-friendly/environment-friendly/easy on the environment知的な[幸せな]環境に育ったHe gr...
外周
1〔町や地域の外側・周囲〕the outskirts; the environs ((of))…の外周にon the outskirts of...城の外周には堀があるThe castle is...
ぐるり
1〔周囲〕家のぐるりに垣根をめぐらすbuild a fence around the house警官が家のぐるりを固めたThe police surrounded the house.敵がぐるり...
しゅうい【周囲】
[共通する意味] ★ある場所や事物をとりまく、すぐ近くのあたり。[英] environs[使い方]〔周辺〕▽大学の周辺には緑が多い▽事件の周辺をさぐる▽東京周辺の住宅地〔ぐるり〕▽池のぐるりを散...
しゅうへん【周辺】
[共通する意味] ★ある場所や事物をとりまく、すぐ近くのあたり。[英] environs[使い方]〔周辺〕▽大学の周辺には緑が多い▽事件の周辺をさぐる▽東京周辺の住宅地〔ぐるり〕▽池のぐるりを散...
しゅうえん【周縁】
[共通する意味] ★ある場所や事物をとりまく、すぐ近くのあたり。[英] environs[使い方]〔周辺〕▽大学の周辺には緑が多い▽事件の周辺をさぐる▽東京周辺の住宅地〔ぐるり〕▽池のぐるりを散...
ぐるり
[共通する意味] ★ある場所や事物をとりまく、すぐ近くのあたり。[英] environs[使い方]〔周辺〕▽大学の周辺には緑が多い▽事件の周辺をさぐる▽東京周辺の住宅地〔ぐるり〕▽池のぐるりを散...
かこむ【囲む】
[共通する意味] ★ある物の周囲に位置する。[英] to enclose; to surround[使い方]〔囲む〕(マ五)▽恩師を囲んで思い出話をする▽食卓を囲んで語り合う▽数字を丸で囲む〔取...
いこくじょうちょ【異国情緒】
いかにも外国らしい風物がかもしだす、わが国のものとは異なる雰囲気や趣。エキゾチシズム。▽「情緒」は「じょうしょ」とも読み、その周囲をとりまく雰囲気や気分。また、ある場所や物に接したときに受ける、しみじみとした情趣や雰囲気。
いふうどうどう【威風堂堂】
態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派なさま。周囲を圧するような威厳があって、おかしがたいさま。気勢が非常に盛んな形容。▽「威風」は威厳に満ちるさま。また、威厳があって、おかしがたいさま。「堂堂」は立派で力強いさま。
うこさべん【右顧左眄】
右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること。▽「顧」は気にかけて振り返る、気になって見る意。「眄」は気にかけて流し目でちらりと見ること。「左眄右顧さべんうこ」ともいう。
かんとしょうぜん【環堵蕭然】
家が非常に狭く、みすぼらしくさびしいさま。▽「環堵」は小さく狭い家のこと。四方それぞれ一堵の家の意。「環」は四周・周囲。「堵」は一丈いちじょう(約二・二五メートル)とも五丈とも四十尺ともいい諸説ある。「蕭然」はみすぼらしくさびしいさま。物さびしく荒れ果てたさま。
ぎうんさいむ【疑雲猜霧】
周囲の人の疑ったりねたんだりする気持ちが、雲や霧がかかったように晴れないさま。
口腔の構造と役割
口腔(口)は、上唇、下唇、歯、歯肉、舌、口蓋、口蓋垂からなっています。 上唇と下唇に分かれる口唇は、表情筋によって動きます。 舌は、柔軟な横紋筋である内舌筋と外舌筋でできており、舌下神経によって動きがコントロールされます。 舌の周囲には、唾液を分泌する唾液腺(耳下腺、舌下腺、顎下腺)があります。 口腔内に食べ物が入ると同時に、唾液腺から唾液が分泌されます。奥歯で噛み砕かれた食べ物は唾液と混ぜ合わされ、舌などの働きによって、咽頭、食道へ送り込まれます。 舌の表面には"味蕾"という器官があり、味覚を感知しています。 食べ物の味は、舌にある「味蕾」という器官から大脳へ伝達されます。 味蕾では味孔(小さな孔)にある微絨毛という突起が食物の味を感知し、電気信号に変換して感覚神経から大脳の味覚野へ送ります。 大脳では、「甘い」「苦い」「塩辛い」「すっぱい」のみならず、「うまい」も判断しています。 歯には表面に露出している部分と、歯肉(歯茎)で隠れている部分があります。 見えている部分を歯冠、隠れている部分を歯根といいます。また、歯根を支えているのが歯槽骨と呼ばれる部分です。 歯冠の表面は、硬いエナメル質であり、歯冠全体をコーティングしています。一方、歯根の表面は、骨と同じセメント質で覆われています。 エナメル質やセメント質の内側は、やや柔らかい象牙質という組織でできています。 象牙質のなかには、象牙細管という細い管が走り、その奥に歯髄という神経や血管の入った組織があります。一般に〝神経〟と呼ばれるのは、この歯髄です。 歯には、食べ物を噛み切る"切歯"、食べ物を引き裂く"犬歯"、噛み切られた食べ物を細かく噛み砕く"小臼歯"と"大臼歯"という4種類の形があります。 これらの歯は、上顎、下顎それぞれ前歯を中心に、左右対称に並んでいます。 歯は、上下32本生えてくる人もいます。 そのうち、もっとも奥にある上下4本の第3臼歯は、通称「親知らず」と呼ばれる歯です。 親知らずは、約7割の人にしか生えてきませんので、通常は第3臼歯を除いた28本を永久歯として数えます。
脊髄と脊髄神経のしくみ
脊髄の太さはほぼ小指大。長さ40~50cmの白くて細長い円柱状の器官です。 頭蓋骨に囲まれている脳と、背骨の脊柱管のなかに納まる脊髄は、神経管という1本の管を原型に進化したものです。神経管の前端がふくらんで脳となり、脊髄はその原型を残しています。 脊髄の断面では、中央に神経管の孔にあたる"中心管"という小さな孔があります。 中心管のまわりは神経細胞が集まり、灰白質になっており、灰白質はHの形をしています。その腹側のでっぱりに前角といい、筋を動かす神経細胞体が集まっています。 灰白質の周囲は白質になっていて、ここには脳の各部と脊髄を結ぶ神経線維が集まっています。 脊髄を保護するしくみは2重構造になっています。外層に位置する脊椎骨組織の内側には、脊髄を包む内層があり、硬膜、くも膜、軟膜の3層からなっています。 脊髄神経は、脊髄から31対出ている神経です。 脊椎の部位にあわせ、頸神経(8対)、胸神経(12対)、腰神経(5対)、仙骨神経(5対)、尾骨神経(1対)に区分されています。1対ずつ前面から出る"前根(運動神経)"と、後面から出る"後根(知覚神経)"があります。 脊髄の長さは脊柱管よりも短く、腰椎の1番程度までであり、その先は脊髄神経のみからなっています。 脊髄には、脳への信号、脳からの信号を伝える神経線維が通っているため、脊髄の一部が損傷すると、それより下の部位は脳と連絡できず、運動麻痺と知覚麻痺をおこします。
男性の尿道、女性の尿道
男性の尿道は長さが16~25㎝ほどあり、尿道外括約筋より膀胱側を「後部尿道」、前方を「前部尿道」といいます。 後部尿道は、周囲を「前立腺」に囲まれています。前立腺の先には、「尿道球腺(カウパー腺)」があり、多数の側管から粘液を分泌しています。 後面には「精丘」という部分が突出しており、そこに2本の「射精管」がつながっています。精丘の両側には、前立腺排泄管が多く開口しています。 男性の尿道は、膀胱にたまった尿を排出するための通路であると同時に、射精時の精液の通り道でもあります。 睾丸でつくられた精子は、精管を通って前立腺の内側から尿道に入り、前立腺から分泌された前立腺液とともに射精されます。このように、1つの器官が異なる2つの機能を担っているというのが、男性の尿道の大きな特徴です。 さらに、前立腺は加齢とともに肥大し、「前立腺肥大症」になる場合もあります。 女性の尿道は、長さが約3~4㎝と、男性にくらべ短いのが特徴です。尿道は、「膀胱頸部」から「膣前壁」の前面に沿うように走り、「膣前庭」につながります。 女性の場合、膀胱出口から尿道の途中にかけて内括約筋と外括約筋があり、ここで排尿をコントロールしています。 女性の尿道は、膀胱にたまった尿を体外に排泄するためだけの通路です。 女性の尿道は男性にくらべて短いので、構造上どうしても尿道口から細菌が侵入しやすくなっています。 そのため、膀胱に細菌が感染しておこる膀胱炎などがおこりやすいといえます。 健康な膀胱であれば、からだの防除機構が働いて、感染を防いでくれますが、抵抗力が弱っていると、「膀胱炎」をおこしやすくなります。