いくの‐の‐へん【生野の変】
文久3年(1863)福岡藩士平野国臣らの尊王攘夷(そんのうじょうい)派が、大和の天誅(てんちゅう)組に呼応して公卿沢宣嘉(さわのぶよし)を擁し、但馬国生野で起こした武装蜂起。近辺の豪農や農民を動...
ごじょう【五條】
奈良県中西部の市。吉野川流域の木材集散地。幕末に天誅組(てんちゅうぐみ)の乱が起こった所。平成17年(2005)9月、西吉野村・大塔(おおとう)村を編入。人口3.4万(2010)。
し‐がん【至願】
ひたすらに願うこと。また、その願い。「赫然宸怒天誅の勅諚在せらるるよう—におよぶ所なり」〈染崎延房・近世紀聞〉
ちゅう【誅】
[音]チュウ(慣) 1 罪をとがめて殺す。「誅殺・誅伐/天誅」 2 厳しく責めたてる。「誅求/筆誅」
とつがわ‐ごう【十津川郷】
奈良県、十津川沿岸一帯の地。南朝の遺跡が残る。また、江戸末期、天誅組(てんちゅうぐみ)が戦った地。
ばち【罰】
[共通する意味] ★人間を超えた存在が、人間をこらしめ、償いとして与える苦しみ。[英] Heaven's punishment[使い方]〔罰〕▽罰が当たる▽これも親不孝をした罰だ〔天罰〕▽天罰が...
ぶつばつ【仏罰】
[共通する意味] ★人間を超えた存在が、人間をこらしめ、償いとして与える苦しみ。[英] Heaven's punishment[使い方]〔罰〕▽罰が当たる▽これも親不孝をした罰だ〔天罰〕▽天罰が...
てんちゅう【天誅】
[共通する意味] ★人間を超えた存在が、人間をこらしめ、償いとして与える苦しみ。[英] Heaven's punishment[使い方]〔罰〕▽罰が当たる▽これも親不孝をした罰だ〔天罰〕▽天罰が...
しんばつ【神罰】
[共通する意味] ★人間を超えた存在が、人間をこらしめ、償いとして与える苦しみ。[英] Heaven's punishment[使い方]〔罰〕▽罰が当たる▽これも親不孝をした罰だ〔天罰〕▽天罰が...
てんばつ【天罰】
[共通する意味] ★人間を超えた存在が、人間をこらしめ、償いとして与える苦しみ。[英] Heaven's punishment[使い方]〔罰〕▽罰が当たる▽これも親不孝をした罰だ〔天罰〕▽天罰が...
ともばやし‐みつひら【伴林光平】
[1813〜1864]江戸末期の勤王家・国学者。河内(かわち)の人。天誅組(てんちゅうぐみ)に加わり、中山忠光らの大和挙兵に参加、捕らえられて刑死。著「南山踏雲録」など。ばんばやしみつひら。
なかやま‐ただみつ【中山忠光】
[1845〜1864]幕末の尊攘派公家。天誅組(てんちゅうぐみ)の大和五条挙兵に参加、その首領となったが、事破れて長州に逃れ、暗殺された。
ふじもと‐てっせき【藤本鉄石】
[1816〜1863]江戸末期の志士。岡山藩士。通称、津之助。天誅組(てんちゅうぐみ)の総裁となったが、討伐軍の攻撃を受けて戦死。
まつもと‐けいどう【松本奎堂】
[1832〜1863]幕末の尊攘派の志士。三河の人。通称、謙三郎。昌平坂学問所に学び、のち大坂に家塾を開いた。中山忠光らと天誅組を組織して大和に挙兵したが、8月18日の政変で賊名を受けて敗死。
よしむら‐とらたろう【吉村寅太郎】
[1837〜1863]江戸末期の尊攘派志士。土佐の人。武市瑞山の勤王党に参加し、尊王攘夷運動に活躍。藤本鉄石らと天誅組を組織、大和で倒幕の兵を挙げたが敗死。