あかし‐ぶね【明石船】
近世、大坂・明石間を往来していた小型の乗合帆船。
あさづま‐ぶね【朝妻船】
1 朝妻と大津を往来した渡し船。古代から江戸初めまで、東国からの旅客が利用した。遊女が乗って旅人を慰めることもあった。 2 英一蝶(はなぶさいっちょう)の描いた、遊女が烏帽子(えぼし)・水干(す...
あして‐かげ【足手影】
1 人の姿。面影。「都の人の—もなつかしう候へば」〈謡・隅田川〉 2 人の往来が盛んな所。「諸国の城下、または入り舟の湊(みなと)などは、人の—にて」〈浮・織留・三〉
あと‐な・し【跡無し】
[形ク] 1 跡形もない。はかない。「しるべせよ—・き浪にこぐ舟のゆくへも知らぬやへの潮かぜ」〈新古今・恋一〉 2 人の往来がない。「かよひこし宿の道芝かれがれに—・き霜にむすぼほれつつ」〈新古...
アメリカたいりくかん‐だいこうさ【アメリカ大陸間大交差】
《Great American Interchange》約300万年前に北アメリカ大陸と南アメリカ大陸がつながり、パナマ地峡を経由して両大陸間の動物が往来できるようになった現象。具体的には新北亜...
往来
1〔行き来〕traffic往来する come and go往来の激しい道路a busy streetこのごろ車の往来が増えたRecently traffic has increased.この道は...
おうらいする【往来する】
come and go往来の激しい道路a busy streetこのごろ車の往来が増えたRecently traffic has increased.この道は往来がほとんどないThere is...
通う
1〔往来する〕go to and from ((a place));〔通勤・通学する〕commute ((from, to));〔しばしば行く〕frequent ((a place))バスで学校...
交通
1〔人や乗物の通行・往来〕trafficこの通りは交通が激しい[あまりない]There is heavy [little] traffic on this street.交通を一時遮断するsus...
雑踏
a crowd; a throng押し合いへし合いの雑踏a milling crowd暮れの町は買い物客で雑踏するAt the end of the year, streets are crow...
みち【道】
[共通する意味] ★人や車などが行き来するための所。[英] a road; a street[使い方]〔道〕▽この道をまっすぐ行くと駅に出る▽道の真ん中で立ち止まる▽道に迷う〔通り〕▽いちょう並...
おうらい【往来】
[共通する意味] ★人や車などが行き来するための所。[英] a road; a street[使い方]〔道〕▽この道をまっすぐ行くと駅に出る▽道の真ん中で立ち止まる▽道に迷う〔通り〕▽いちょう並...
とおり【通り】
[共通する意味] ★人や車などが行き来するための所。[英] a road; a street[使い方]〔道〕▽この道をまっすぐ行くと駅に出る▽道の真ん中で立ち止まる▽道に迷う〔通り〕▽いちょう並...
どうろ【道路】
[共通する意味] ★人や車などが行き来するための所。[英] a road; a street[使い方]〔道〕▽この道をまっすぐ行くと駅に出る▽道の真ん中で立ち止まる▽道に迷う〔通り〕▽いちょう並...
ゆきき【行き来】
[共通する意味] ★行ったり来たりすること。[英] comings and goings[使い方]〔行き来〕スル〔往来〕スル[使い分け]【1】「行き来」が日常的で、「往来」は、やや硬い表現となる...
けんまこくげき【肩摩轂撃】
人や車馬の往来が激しく、混雑しているさま。都会の雑踏の形容。人の肩と肩が触れ合い、車のこしきとこしきがぶつかり合うほど混雑している意から。▽「肩摩」は肩と肩が触れ合うこと。「轂」は車のこしき。車輪の中央部で車軸を通して回転するところ。「轂撃」は轂と轂がぶつかり合うこと。「轂撃肩摩こくげきけんま」ともいう。
こうはいそうぼう【項背相望】
人々の往来がはげしいさま。
しくはちがい【四衢八街】
大きな通りが四方八方に通じた大きな町。交通などの便がよく、にぎわう町の形容。▽「衢」「街」は、ともに四方に通じる道。
しつうはったつ【四通八達】
道路や交通が四方八方に通じていること。道路網が発達して便利なこと。転じて、往来の激しくにぎやかな所をいう。▽「四通」は道路・交通が四方に通じていること。
じんせきみとう【人跡未踏】
人がまだ一度も入ったり通ったりしたことがないこと。▽「人跡」は人の足あと、人の通ったあと。人の往来。「未踏」はまだだれも足を踏み入れていないこと。
ありあけ‐なつお【有明夏夫】
[1936〜2002]小説家。大阪の生まれ。本名、斎藤義和。ユーモアに満ちた作風が特徴。明治初期の大阪の庶民を描いた「大浪花諸人往来(だいなにわしょにんおうらい)」で直木賞受賞。他に「幕末早春賦...
はらだ‐まごしちろう【原田孫七郎】
安土桃山時代の貿易商。長崎の貿易商、原田喜右衛門の手代としてルソンに往来し、豊臣秀吉にルソン攻略を勧めた。生没年未詳。
ふじわら‐の‐あきひら【藤原明衡】
[989〜1066]平安中期の学者。文章博士(もんじょうはかせ)・大学頭(だいがくのかみ)を歴任。詩文に秀で、「本朝文粋」を編集。著「明衡往来(めいごうおうらい)」「新猿楽記」など。