アイエス‐エルエム‐ぶんせき【IS-LM分析】
財市場と貨幣市場が同時に均衡する利子率と国民所得の組み合わせを求める、マクロ経済学の分析手法。財政政策や金融政策の効果を分析することができる。ケインズの理論をもとにヒックスが考案したもので、縦軸...
アイエスオー‐コモンネーム【ISO common name】
国際標準化機構(ISO)が農薬につける一般名。有効成分を示す名称で、商品名とは違い、誰でも自由に使える。農薬一般名。
アカウント‐ポリシー【account policy】
コンピューターなどのアカウントに関する規約。パスワードの有効期間やロックアウトになるまでの回数などを定めたもの。ふつうパスワードポリシーも含まれる。
アクティベーション【activation】
《「アクチベーション」とも》 1 活発にすること。促進すること。活性化。機能の有効化。 2 「プロダクトアクティベーション」の略。
アグロフォレストリー【agroforestry】
樹木を植栽し、そのあいだの土地で農作物を栽培すること。土地を有効活用し、森林の保護と作物栽培の両立を図る。東南アジア諸国などの熱帯地域を中心に行われている。アグロフォレストリー農法。農林複合経営...
一名
1〔1人〕a [one] person ⇒ひとり(一人)この券は1名限り有効This ticket is valid for one person only.入場料1名につき5,000円The ...
期間
a period (of time);〔限定された期間〕a term期間を延長するextend the time [period]一定の期間内にwithin a fixed [certain/s...
期限
1〔期間〕a period; a term(▼前もって決まった期間)支払い期限the term for payment一定の期限内にwithin a certain [set] periodこの...
切符
a ticket片道切符《米》 a one-way ticket/《英》 a single ticket往復切符《米》 a round-trip ticket/《英》 a return tick...
空間
space;〔場所〕room空間の spatial時間と空間time and space狭い空間を有効に活用しているShe uses the small space she has very e...
ゆうえき【有益】
[共通する意味] ★あるものや、あることが利益に結びつく性質であること。[英] useful《形》[使い方]〔有益〕(名・形動)▽若者たちに有益な書物▽休暇を有益に過ごす〔有効〕(名・形動)▽休...
ゆうこう【有効】
[共通する意味] ★あるものや、あることが利益に結びつく性質であること。[英] useful《形》[使い方]〔有益〕(名・形動)▽若者たちに有益な書物▽休暇を有益に過ごす〔有効〕(名・形動)▽休...
ゆうよう【有用】
[共通する意味] ★あるものや、あることが利益に結びつく性質であること。[英] useful《形》[使い方]〔有益〕(名・形動)▽若者たちに有益な書物▽休暇を有益に過ごす〔有効〕(名・形動)▽休...
つかいこなす【使いこなす】
[共通する意味] ★事物や人の能力、価値、性質、特徴が十分に発揮されるよう、有効に用いる。[英] to master[使い方]〔使いこなす〕(サ五)▽英語を使いこなす▽コンピュータを使いこなす〔...
つかいわける【使い分ける】
[共通する意味] ★事物や人の能力、価値、性質、特徴が十分に発揮されるよう、有効に用いる。[英] to master[使い方]〔使いこなす〕(サ五)▽英語を使いこなす▽コンピュータを使いこなす〔...
ガルブレイス【John Kenneth Galbraith】
[1908〜2006]カナダ生まれの米国の経済学者。リベラルな立場から現代資本主義を批判的に分析。公共工事や教育などへの公的投資の有効性を訴えた。著「ゆたかな社会」「新しい産業国家」「不確実性の...
ケインズ【John Maynard Keynes】
[1883〜1946]英国の経済学者。有効需要論・乗数理論・流動性選好説を柱とする主著「雇傭・利子および貨幣の一般理論」により、失業と不況の原因を明らかにして完全雇用達成の理論を提示し、のちにケ...
ハロッド【Roy Forbes Harrod】
[1900〜1978]英国の経済学者。ケインズとは独立に有効需要論を発見。また、経済動学を発展させて経済成長理論の基礎を築いた。著「景気循環論」「経済動学」など。
バーナンキ【Ben Shalom Bernanke】
[1953〜 ]米国の経済学者。2002年、FRB(連邦準備制度理事会)理事に就任、2006年より第14代FRB議長。大胆な量的緩和策を推し進める。デフレの克服にはヘリコプターから紙幣をばらまく...
フローリー【Howard Walter Florey】
[1898〜1968]英国の病理学者。オーストラリアの生まれ。ペニシリンの有効性を確認し、その精製と量産化に貢献した。英国首相チャーチルを肺炎から救ったことでも知られる。1945年ノーベル生理学...
AST・ALT・γ-GTP検査の目的
肝臓・胆道などのトラブルをチェック AST、ALT、γ-GTPは、肝臓病や胆道系の病気を調べるための検査です。これらの検査だけで、肝臓病や胆道系の病気を診断することはできませんが、肝臓に障害があるかどうかを調べる第一段階の検査として、重要な意味をもつ検査です。いずれも採血して、血液中のそれぞれの値を計ります。 ASTは、心筋や肝臓、骨格筋、腎臓などに多く含まれているため、これらの臓器の細胞の障害は、血液中のASTにもすぐに反映されます。また、ALTは、とくに肝細胞の変性や壊死に敏感に反応します。そのため、肝臓病を診断するためには、ASTと肝臓の病変に敏感に反応するALTを必ず併せて調べることが重要になります。 γ-GTPは、肝臓では胆管系に多く分布しており、肝臓に毒性のある薬やアルコールに敏感に反応します。また、γ-GTPは胆道系酵素とも呼ばれており、黄疸の鑑別にも有効で、ASTやALTよりも早く異常値を示すため、スクリーニング(ふるい分け)検査としてよく用いられます。 ASTとALTに異常値が出た場合は、急性肝炎や慢性肝炎、アルコール性肝障害、肝硬変、肝臓がん、閉塞性黄疸などが考えられます。また、甲状腺機能亢進症や貧血などでも、AST・ALTが上昇します。ASTは心筋にも多く含まれているため、ASTの高値では心筋梗塞も疑われます。 ただ、両者の値は、肝細胞がどの程度壊れているかを示すものです。肝細胞の再生能力は非常に強いので、多少基準値から外れていても、壊れた分を再生できればとくに問題はありません。 また、ASTとALTは、両者のバランスを見ることも大切です。通常、ASTとALTはほぼ同じ値を示しますが、病気によってはASTとALTの比が変わってくることがあります。 γ-GTPが上昇する第1の要因は、肝臓の薬物代謝酵素が活性化していることです。 多くの薬は、肝臓のミクロゾームという部分にある薬物代謝酵素によって分解、解毒されます。γ-GTPもこの酵素の一種で、常に分解すべき物質が送り込まれていると、活性が高まり、血液中の値が上昇します。 γ-GTPの上昇にかかわる薬には、睡眠薬や抗けいれん薬のフェニトイン、鎮静薬のフェノバルビタール、糖尿病の薬、副腎皮質ホルモン薬などがあります。 また、アルコールも薬物の一種ですから、大量の飲酒を続けていると、アルコール分解酵素の活性が高まり、これを反映してγ-GTPが上昇します。 γ-GTPが上昇する第2の要因は、胆汁の停滞です。がんや胆石などで毛細胆管が圧迫されると、γ-GTPが上昇します。この傾向はASTやALTも同じなので、三者が同じように高値を示す場合は、胆道系の病気が疑われます。一方、γ-GTPだけが高値を示す場合は、第1の要因であげた薬剤性肝障害やアルコール性肝障害の可能性が高くなります。 AST、ALT、γ-GTPの検査で肝機能低下が疑われるときは、さらに詳しい検査を受けます。 肝臓病の代表ともいえる肝炎は、進行すると肝硬変、さらには肝臓がんへ発展することがあります。 AST、ALT、γ-GTPで「異常なし」の判定を受けた場合でも、大量の飲酒の習慣のある人、血糖値や血中脂質に異常がある人は、要注意です。脂肪肝が潜んでいる可能性がゼロではないからです。 脂肪肝では、とくにγ-GTPが高値を示すのですが、アルコール性肝障害でもγ-GTPが高値にならない人がおり、厚生労働省の調査によると、脂肪肝の患者のうち、γ-GTPが異常値を示したのは全体の3割強にとどまるといった報告もあります。 また本来、非アルコール性の脂肪肝は、肥満による内臓脂肪が原因で、肥満を改善したり、飲酒を制限することで回復する良性の病気です。 しかし、この脂肪肝の一部には、肝硬変に移行し、肝がんを合併する悪性のものがあります。これを非アルコール性脂肪肝炎といいます。
がんの検査の目的
がん検診には、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、子宮がん検診、乳がん検診などがあり、各臓器がんの早期発見にもっとも有効な検査が組み込まれています。 「喀痰検査」とは? 肺がん、咽頭がん、喉頭がんなどの有無を調べるための検査です。痰を採取し、顕微鏡を使って肉眼では判別できない細胞レベルの異常を調べます。 「マンモグラフィー」とは? 乳腺・乳房専用のX線検査で、触診では見逃されがちな小さな乳がんも発見できます。乳がんの診断には超音波検査と並び、有効な検査とされています。 「子宮頸部細胞診」とは? 子宮頸がんを調べるための検査です。膣の粘膜の細胞を採取して顕微鏡で観察し、正常な細胞と比較して評価します。 「肝炎ウイルスキャリア検査」とは? 肝炎ウイルスのキャリアかどうかを調べる検査です。肝炎ウイルスの感染を調べるこの検査は、肝がんの発生率を低下させるとして推奨されています。 「腫瘍マーカー」とは? 体内でがん細胞が増殖すると、血液中や尿中に、正常時にはほとんど見られない特殊なたんぱく質や酵素、ホルモンなどが増えてきます。がん細胞が生み出すこれらの物質を腫瘍マーカーといい、腫瘍マーカーを調べる検査は、がんの早期発見のためのスクリーニング検査として行われます。 腫瘍マーカーのなかで、AFP(肝臓がん)、CA19ー9(消化器系がん)、PSA(前立腺がん)、CA125(卵巣がん)などは、特定の臓器がんの発見に有効です。 「PET」とは? PETの第一の特徴は、ミリ単位の小さながんやがんの転移を発見できるということです。また、1回の検査で全身を調べることができます。そのため、がんの早期発見のほか、がんの進行具合、がんの予後や全身への転移などを調べるためにも行われます。 ただし、肝がんや腎がん、胃がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がんなどの診断率は、あまり高くないようです。