かいせきがいろん【解析概論】
数学者、高木貞治の著作。昭和13年(1938)刊行。「高木の解析概論」と呼ばれ、以後の数学教科書の手本となった。
がい【概】
[常用漢字] [音]ガイ(慣) [訓]おおむね 1 ならして一様にする。全体をならして扱うこと。大体。あらまし。「概括・概観・概況・概算・概数・概説・概要・概略・概論/一概・梗概(こうがい)・大...
げ‐ぼん【下品】
1 仏語。極楽浄土に生まれる人を、能力・資質の差によって上・中・下に3分した、その最下位。→九品(くほん) 2 下等。「—の恋の句に一面滑稽味を帯びているのがある」〈寅彦・俳諧の本質的概論〉
ジョーンズ【Daniel Jones】
[1881〜1967]英国の音声学者。ジョーンズ式音声表記法を作った。著「英語発音辞典」「英語音声学概論」など。
だいじょうげんろん【大乗玄論】
中国隋代の仏教書。5巻。吉蔵(きちぞう)著。成立年未詳。三論宗の教理を空観中道の立場で説いた、大乗仏教の概論。大乗玄義。大乗玄。
概論
〔概説〕an outline ((of));〔入門〕an introduction ((to))インド哲学概論an introduction to Indian philosophy
通論
〔概論〕an outline ((of sociology));〔入門〕an introduction ((to economics))
汎論
general remarks ((on));〔概論〕an introduction ((to)),an outline ((of))日本文法汎論an introduction to Japan...
文学
literature; letters文学的 literary文学上 from the standpoint of literature日本[古典]文学Japanese [classical] ...
a survey of European history
ヨーロッパ史概論
じょせつ【序説】
[共通する意味] ★学問的な論文や書物などで、本論に入る前の導入部。[英] an introduction[使い分け] 「序説」「序論」は、「文学序説」「経済学序論」など、「概論」の意味でも用い...
がいせつ【概説】
[共通する意味] ★ある事柄や分野について、広く全体を通して論じること。また、論じたもの。[英] general remarks[使い方]〔総説〕スル〔概説〕スル[使い分け]【1】いずれも、全体...
イントロダクション
[共通する意味] ★学問的な論文や書物などで、本論に入る前の導入部。[英] an introduction[使い分け] 「序説」「序論」は、「文学序説」「経済学序論」など、「概論」の意味でも用い...
そうろん【総論】
[共通する意味] ★ある事柄や分野について、広く全体を通して論じること。また、論じたもの。[英] general remarks[使い方]〔総説〕スル〔概説〕スル[使い分け]【1】いずれも、全体...
はんろん【汎論】
[共通する意味] ★ある事柄や分野について、広く全体を通して論じること。また、論じたもの。[英] general remarks[使い方]〔総説〕スル〔概説〕スル[使い分け]【1】いずれも、全体...
あねざき‐まさはる【姉崎正治】
[1873〜1949]宗教学者・評論家。東大教授。京都の生まれ。号は嘲風(ちょうふう)。著「宗教学概論」「切支丹伝道の興廃」など。
あべ‐いそお【安部磯雄】
[1865〜1949]政治家。早大教授。福岡の生まれ。キリスト教社会主義者として、明治34年(1901)片山潜・幸徳秋水らと社会民主党を結成、即日禁止。日露戦争には一貫して非戦論を堅持。学生野球...
いしはら‐じゅん【石原純】
[1881〜1947]理論物理学者・歌人。東京の生まれ。東北大教授。特殊相対性理論・量子論を研究。著「自然科学概論」、アララギ派の歌人として歌集「靉日(あいじつ)」など。名は「あつし」とも。
いば‐たかし【伊庭孝】
[1887〜1937]劇作家・演出家・音楽評論家。東京の生まれ。上山草人と近代劇協会を創立。後に高木徳子と浅草オペラを興す。評論活動も行い、オペラの普及に貢献した。著作に「日本音楽概論」など。
ウィンデルバント【Wilhelm Windelband】
[1848〜1915]ドイツの哲学者・哲学史家。カントの批判哲学を発展させ、新カント学派の中の西南ドイツ学派の創始者となった。著「近世哲学史」「哲学概論」。