か【河】
[音]カ(漢) [訓]かわ [学習漢字]5年 〈カ〉 1 かわ。「河岸・河口・河川・河畔/運河(うんが)・山河(さんが・さんか)・大河(たいが)・渡河(とか)・氷河(ひょうが)」 2 黄河のこ...
か‐かい【河海】
河と海。
かかいしょう【河海抄】
南北朝時代の源氏物語の注釈書。20巻。四辻善成(よつつじよしなり)著。貞治6年(1367)ごろ成立。語句の解釈を重点とし、自説を示したもの。初期の源氏物語研究の集大成。
河海(かかい)は細流(さいりゅう)を択(えら)ばず
《「史記」李斯(りし)伝から》大人物は度量が広く、よく人をいれることのたとえ。河海は細流を厭(いと)わず。
か‐かん【河漢】
1 銀河。天の川。銀漢。 2 黄河と漢水。
かがん【河岸】
((on)) a riverbank;《英》 a river bank河岸段丘a river terrace
かこう【河口】
the mouth of a river;〔潮の干満のある広い河口〕an estuaryこの川の河口は2キロあるThis river is two kilometers wide at the ...
かこうにかかるはし【河口に架かる橋】
a bridge over the mouth of a river
かし【河岸】
1〔川岸〕a riverbank2〔魚河岸〕a fish market3〔場所〕河岸を変えて遊ぶgo somewhere else to play/play somewhere else
かしょう【河床】
a riverbed
かがん【河岸】
[共通する意味] ★川の岸。[英] a riverside[使い方]〔川岸〕▽川岸にボートを近づける▽川岸に寄せる波〔河岸〕▽河岸段丘[使い分け]【1】「川岸」が一般に使われる。「河岸」は、主に...
かし【河岸】
[共通する意味] ★商品の売買、取引をする所。[英] a market[使い方]〔市場〕▽市場へ買い出しに行く▽魚(うお)市場〔市〕▽市が立つ▽酉(とり)の市〔河岸〕▽河岸で鮪(まぐろ)を仕入れ...
かせん【河川】
[共通する意味] ★地表に集まった水が、くぼんだ部分を高い所から低い所へ流れていくもの。[英] a river[使い方]〔川〕▽川で洗濯する▽川を泳いで渡る▽川の流れ▽川に橋をかける▽隅田川〔河...
かはん【河畔】
[共通する意味] ★湖、川などのほとり。[使い方]〔湖畔〕▽琵琶(びわ)湖の湖畔〔河畔〕▽テムズ川の河畔〔池畔〕▽不忍池(しのばずのいけ)の池畔[使い分け]【1】「湖畔」は、湖のほとりをいう。[...
かざんたいれい【河山帯礪】
永久に変わらない堅い誓約のたとえ。また、国が永遠に栄え安泰であるたとえ。たとえ広い黄河が帯のように細くなり、高い泰山たいざんがすりへって砥石といしのように平らになるようなことがあっても、永久に変わることはない意から。▽「河」は黄河のこと。「山」は泰山の意。「礪」は砥石の意。
かとらくしょ【河図洛書】
中国古代伝説上の図や文字の「河図」「洛書」。▽「河図」は伏羲ふっきの世に、黄河から現れた竜馬の背のうず巻いた毛の形を写したという図のこと。易えきの八卦はっかの基になったとされる。「洛書」は夏の禹王うおうが洪水を治めたとき、洛水らくすいという川から現れた神亀の背の文字を写したとされる図。『書経しょきょう』洪範篇こうはんへんのもとになったとされる。転じて、得ることが難しい図書のたとえともなる。「河」は黄河、「洛」は洛水という川。
かりょうのわかれ【河梁之別】
送別のこと。親しい人を送るときの別れがたい気持ちのこと。もとは人を見送って橋の上で別れる意。
かわい‐かんじろう【河井寛次郎】
[1890〜1966]陶芸家。島根の生まれ。柳宗悦(やなぎむねよし)・浜田庄司らと民芸運動を興した。素朴で重厚な作風で、釉(うわぐすり)に特色がある。
かわい‐つぐのすけ【河井継之助】
[1827〜1868]幕末の越後長岡藩家老。名は秋義。号、蒼竜窟。継之助は「つぎのすけ」とも。山田方谷らに学び、長崎にも遊学して開国論者となる。藩政改革に成功し、洋式兵法を導入。
かわかみ‐じょうたろう【河上丈太郎】
[1889〜1965]政治家。東京の生まれ。第1回普通選挙で日本労農党から衆議院議員に当選。第二次大戦後は日本社会党結成に参加、浅沼稲次郎の暗殺されたあとを受けて委員長。
かわかみ‐てつたろう【河上徹太郎】
[1902〜1980]評論家。山口の生まれ。小林秀雄・中原中也らと交友、初め音楽論を発表したが、やがて文芸評論に転じ、日本における近代文芸批評開拓の一翼を担った。著「自然と純粋」「日本のアウトサ...
かわかみ‐はじめ【河上肇】
[1879〜1946]経済学者・社会思想家。山口の生まれ。京大教授。マルクス(主義)経済学の研究・紹介に努め、大学を追われた。のち、日本共産党に入党、検挙されて入獄。著「資本論入門」「経済学大綱...