あそび【遊び】
1 遊ぶこと。「—に興じる」 2 酒色にふけったり、賭け事をしたりすること。遊興。「—で身を持ち崩す」 3 仕事がないこと。仕事ができなくてひまなこと。「受注がなくて当分—だ」 4 物事にゆとり...
あまの‐ていゆう【天野貞祐】
[1884〜1980]哲学者・教育者。神奈川の生まれ。京大教授。一高校長・文相などを歴任。カントの「純粋理性批判」を訳す。著「道理の感覚」など。
あめ【雨】
《原題Rain》モームの短編小説。南洋の小島に上陸した宣教師が、降り続く雨の中で理性を崩壊させていくさまを描く。1921年刊行の短編集「木の葉のそよぎ」に収録。
イデア【(ギリシャ)idea】
《見られたもの、知られたもの、姿、形の意》プラトン哲学で、時空を超越した非物体的、絶対的な永遠の実在。感覚的世界の個物の原型とされ、純粋な理性的思考によって認識できるとされる。中世のキリスト教神...
いやがらせのねんれい【厭がらせの年齢】
丹羽文雄の短編小説。理性的な判断力を喪失し、家族へのいやがらせが生きがいになってしまった老女、うめの姿を描く。昭和22年(1947)、「改造」誌に発表。
勝つ
I〔勝利を得る〕win;〔負かす〕defeat, beat戦いに勝つwin 「a battle [a war]訴訟に勝つwin a suit10対6で勝ったWe won the game 10 ...
神懸かり
1〔神霊が人の体に乗り移ること〕その女は神懸かりになっていたThe woman was possessed [in a religious frenzy].彼は神懸かりの技を見せたHe gave...
感情
〔理性に対して〕emotion;〔気持ち〕feeling(s)感情的(に) emotional(ly); sentimental(ly)理性と感情reason and emotion彼女は感情に...
かんじょうてき【感情的(に)】
emotional(ly); sentimental(ly)理性と感情reason and emotion彼女は感情に走りやすいShe tends to become emotional.彼は...
合理
rationality合理的 〔理性にもとづく〕rational;〔道理にかなった〕reasonable合理的な考え方をするthink rationally合理的な作業手順を考えておきなさいTh...
ちせい【知性】
[共通する意味] ★物事を認識したり判断したりする頭の働き。[英] intelligence[使い方]〔知性〕▽知性を備えていてこそ文明人だ▽知性を感じさせる作品〔理性〕▽感情に負けて理性を失っ...
りせい【理性】
[共通する意味] ★物事を認識したり判断したりする頭の働き。[英] intelligence[使い方]〔知性〕▽知性を備えていてこそ文明人だ▽知性を感じさせる作品〔理性〕▽感情に負けて理性を失っ...
インテリジェンス
[共通する意味] ★物事を認識したり判断したりする頭の働き。[英] intelligence[使い方]〔知性〕▽知性を備えていてこそ文明人だ▽知性を感じさせる作品〔理性〕▽感情に負けて理性を失っ...
ちえ【知恵】
[共通する意味] ★物事を認識したり判断したりする頭の働き。[英] intelligence[使い方]〔知性〕▽知性を備えていてこそ文明人だ▽知性を感じさせる作品〔理性〕▽感情に負けて理性を失っ...
りち【理知】
[共通する意味] ★物事を認識したり判断したりする頭の働き。[英] intelligence[使い方]〔知性〕▽知性を備えていてこそ文明人だ▽知性を感じさせる作品〔理性〕▽感情に負けて理性を失っ...
しりょふんべつ【思慮分別】
物事に注意深く考えをめぐらし、判断すること。物事の道理をよく考え、深く思いを凝らして判断すること。▽「思慮」はいろいろ慎重に考えること。「分別」は物事の是非や道理を常識的に判断すること。
じこあんじ【自己暗示】
自分で自分にある観念を繰り返すことで暗示をかけ、理性を超えた行動や力を生み出すこと。▽「暗示」はそれとなく示す、ほのめかすこと。
にりつはいはん【二律背反】
二つの相反する命題や推論が、同じだけの合理性・妥当性をもっていること。また、自己矛盾に陥ること。▽ドイツ語の「アンチノミー」の訳。「aが真だったらbは偽にせ」といった同時には存在し得ない二つの事柄について、aが真である可能性とbのそれとが同じであること。
アナクサゴラス【Anaxagorās】
[前500ころ〜前428ころ]古代ギリシャの哲学者。万物の根底をなす無数の元素をスペルマタ(種子)と名づけ、その混沌(こんとん)状態にヌース(精神・理性)が運動を与えて、秩序ある世界が形成された...
アルベルトゥス‐マグヌス【Albertus Magnus】
[1193ころ〜1280]ドイツのスコラ学者・神学者・自然科学者。ドミニコ会修道士。アリストテレスの学説を取り入れて、理性と信仰の領域を区別した。トマス=アクィナスの師。
エピクテトス【Epiktētos】
[55ころ〜135ころ]ストア学派の哲学者。奴隷であったが、のちに解放された。理性的な意志の力によって不動の心境(アパテイア)に達すべきことを説いた。死後に弟子が講義集録「綱要」などをまとめた。
カント【Immanuel Kant】
[1724〜1804]ドイツの哲学者。あらゆる権威の徹底的批判を根本精神とする批判哲学を大成し、近代哲学の祖とよばれる。理性の理論的認識能力の批判によって客観的認識の可能な領域を経験の世界に限定...
コンラッド【Joseph Conrad】
[1857〜1924]英国の小説家。ポーランド生まれ。船員生活の体験の海洋小説のほか政治小説を発表。人間の倫理性の問題を追究した。作「ナーシサス号の黒人」「闇の奥」など。