あく‐さい【悪才】
悪事をする才能。悪知恵。「—にたける」
アシュムネイン【Ashmunein】
エジプト、ナイル川中流西岸の町。古代名クヌム。知恵の神トトの町とされる。プトレマイオス朝時代から古代ローマ時代にかけてヘルモポリスと呼ばれ、上エジプトの州都の一つとして栄えた。イスラム時代以降も...
頭(あたま)を搾(しぼ)・る
できる限り頭を働かせて考える。知恵をしぼる。「新商品のネーミングに—・る」
あっかん‐しょうせつ【悪漢小説】
《picaresque novel/(スペイン)novela picaresca》16世紀、スペインにおこった小説の一形式。下層階級出身で悪知恵に富む主人公の体験や生活を、諧謔(かいぎゃく)と風...
あと‐ぢえ【後知恵】
物事が終わってしまってから出てくる知恵。「下種(げす)の—」
浅知恵
彼は浅知恵だHe doesn't think deeply enough.彼女は浅知恵でそう言ったらしいShe seems to have said that without giving it...
後知恵
hindsight; knowledge gained after the event後知恵がつくhave the benefit of hindsight後知恵ながら何が間違いだったのか分かっ...
有りっ丈
ありったけの知恵を絞って対策を練ったWe put all the ingenuity we possessed into our plans to combat the problem.金はこれ...
彼れでいて
のそっとしているようだが,あれでいて大変な知恵者だHe looks stolid, 「and yet [but for all that] he is a very wise man.
入れ知恵
だれの入れ知恵かねWho put that idea into your head?/Who gave you that idea?
あさぢえ【浅知恵】
[共通する意味] ★浅はかな知恵。[英] shallow wit[使い方]〔猿知恵〕▽利口そうに振る舞っても猿知恵でしかない▽いくら猿知恵を働かせてみてもどうにもならない〔浅知恵〕▽若者の浅知恵...
さるぢえ【猿知恵】
[共通する意味] ★浅はかな知恵。[英] shallow wit[使い方]〔猿知恵〕▽利口そうに振る舞っても猿知恵でしかない▽いくら猿知恵を働かせてみてもどうにもならない〔浅知恵〕▽若者の浅知恵...
さいし【才子】
[共通する意味] ★頭の働きや才能のすぐれた人。知恵のある人。[英] a wit[使い方]〔才子〕▽才子才に倒れる(=才のある人は才にまかせてかえって失敗することがある)▽十で神童、十五で才子、...
ちえしゃ【知恵者】
[共通する意味] ★頭の働きや才能のすぐれた人。知恵のある人。[英] a wit[使い方]〔才子〕▽才子才に倒れる(=才のある人は才にまかせてかえって失敗することがある)▽十で神童、十五で才子、...
さいじん【才人】
[共通する意味] ★頭の働きや才能のすぐれた人。知恵のある人。[英] a wit[使い方]〔才子〕▽才子才に倒れる(=才のある人は才にまかせてかえって失敗することがある)▽十で神童、十五で才子、...
かいぶつせいむ【開物成務】
万物を開発してあらゆる事業を完成させること。また、人々の知識を開いて世の中の事業を成就させること。人間や禽獣きんじゅうに至るまで、閉じふさがり通じないものを開き、それぞれの事物の当然の職務や事業を成就し完遂させる意から。もと易えきの目的を述べた語。▽「開」は閉じふさがり通じないものを開き発展させる意。「物」は万物。「成」は成就の意。「務」は職務・事業の意。略して「開成」ともいう。「物ものを開ひらき務つとめを成なす」と訓読する。
かんちじゅっすう【奸智術数】
悪知恵や悪だくみのこと。
かんちゅうずいば【管仲随馬】
管仲が戦いの帰り道で道に迷ったとき、一度通った道を覚えているとされる老いた馬の知恵を借りようと、これを放ってそのあとに従い道を見出した故事。もと管仲のような知恵者ですら馬の知恵に頼るのに、人が聖人の知恵に頼らないことを戒めた語。のち転じて、先人の経験を尊重するたとえ。また、人には得意不得意があるたとえとして用いられることもある。
かんねいじゃち【奸佞邪智】
心がひねくれて、ずるがしこく立ち回ること。またその人。▽「奸佞」は心がねじけてへつらうこと。「奸」は心がねじけて正しくない意。「佞」はおもねる。また、口先や態度は巧みだが心はねじけている意。「邪智」は悪知恵。「奸」は「姦」、「智」は「知」とも書く。「邪智奸佞じゃちかんねい」ともいう。
ぐしゃのいっとく【愚者一得】
愚か者でも、ときには役に立つような知恵を発揮するということのたとえ。
グリボエードフ【Aleksandr Sergeevich Griboedov】
[1795〜1829]ロシアの劇作家・外交官。当時の農奴制社会の悪徳を風刺、ロシア写実主義文学の先駆者となった。喜劇「知恵の悲しみ」など。
シュレーゲル【Schlegel】
(August Wilhelm von〜)[1767〜1845]ドイツの批評家。の兄。弟らと「アテネーウム」誌を刊行、ロマン主義理論の基礎を築いた。シェークスピアの翻訳でも活躍。著「劇芸術お...
ソロモン【Solomon】
イスラエル王国第3代の王。在位、前961ころ〜前922ころ。ダビデ王の子。通商を振興して経済を発展させ、エルサレムに神殿や宮殿を建設、いわゆる「ソロモンの栄華」を現出したが、国民は重税に苦しみ、...
はく‐らくてん【白楽天】
⇒白居易(はくきょい) 謡曲。脇能物。宝生を除く各流。唐の白楽天が日本の知恵を探りに来ると、住吉明神が和歌をもって対抗し、船もろとも追い返す。
まつだいら‐のぶつな【松平信綱】
[1596〜1662]江戸初期の大名。武蔵川越藩主。将軍徳川家光・家綱に仕え、島原天草一揆・由井正雪の乱・明暦の大火などを処理。伊豆守だったので「知恵伊豆」と称された。