あん【庵/菴】
[名] 1 世捨て人や僧侶などの閑居する小さな草葺(くさぶ)きの家。草庵。いおり。「—を結ぶ」 2 大きな禅寺に付属している小さな僧房。 [接尾]文人・茶人やそれらの人の住居、また料亭などの...
あん【庵】
[人名用漢字] [音]アン(呉)(漢) [訓]いおり いお 草葺(ぶ)きの小さな家。いおり。「庵室・庵主/草庵・僧庵」
あんこくろん‐じ【安国論寺】
神奈川県鎌倉市大町にある日蓮宗の寺。安国論窟寺。山号は妙法華経山。開創は建長5年(1253)。開山は日蓮。日蓮が「立正安国論」を執筆した草庵跡がある。安国寺。
あん‐じゅ【庵主】
《古くは「あんしゅ」とも》 1 庵室の主人。 2 僧で庵室を構えている者。特に、尼寺の主である尼僧。 3 茶の湯で、草庵の茶室の主人。
いおり【庵/廬/菴】
1 草木や竹などを材料としてつくった質素な小屋。僧・隠者などが住む小さな住居や、農作業などの仮小屋。また、自分の家を謙遜していう。草庵(そうあん)。いお。くさのかりや。「—を結ぶ」 2 軍隊の一...
あん【庵】
[共通する意味] ★わら、カヤなどでふいた小さく粗末な家。[英] a thatched cottage[使い方]〔庵〕(あん)▽奥深い山に庵を結ぶ〔庵〕(いおり)▽世を捨てていおりにこもる〔庵室...
そうどう【草堂】
[共通する意味] ★わら、カヤなどでふいた小さく粗末な家。[英] a thatched cottage[使い方]〔庵〕(あん)▽奥深い山に庵を結ぶ〔庵〕(いおり)▽世を捨てていおりにこもる〔庵室...
あんしつ【庵室】
[共通する意味] ★わら、カヤなどでふいた小さく粗末な家。[英] a thatched cottage[使い方]〔庵〕(あん)▽奥深い山に庵を結ぶ〔庵〕(いおり)▽世を捨てていおりにこもる〔庵室...
そうあん【草庵】
[共通する意味] ★わら、カヤなどでふいた小さく粗末な家。[英] a thatched cottage[使い方]〔庵〕(あん)▽奥深い山に庵を結ぶ〔庵〕(いおり)▽世を捨てていおりにこもる〔庵室...
いおり【庵】
[共通する意味] ★わら、カヤなどでふいた小さく粗末な家。[英] a thatched cottage[使い方]〔庵〕(あん)▽奥深い山に庵を結ぶ〔庵〕(いおり)▽世を捨てていおりにこもる〔庵室...
さいぎょう【西行】
[1118〜1190]平安後期の歌人・僧。俗名、佐藤義清(さとうのりきよ)。法名、円位。鳥羽院に北面の武士として仕えたが、23歳で出家。草庵に住み、また諸国を行脚して歌を詠んだ。家集「山家集」...
しょうかどう【松花堂】
松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)のこと。 松花堂昭乗が晩年に京都に営んだ草庵。
せん‐の‐りきゅう【千利休】
[1522〜1591]安土桃山時代の茶人。堺の人。名は与四郎。宗易(そうえき)と号す。侘茶(わびちゃ)の大成者で、千家流の開祖。茶の湯を武野紹鴎(たけのじょうおう)に学ぶ。草庵風の茶室を完成し、...
とんあ【頓阿】
[1289〜1372]鎌倉末・南北朝時代の歌人。俗名、二階堂貞宗。比叡山で修行し、のち諸国を行脚。和歌を藤原為世に学び、二条派を再興。和歌四天王の一人。「新拾遺和歌集」の完成に尽力。著「井蛙(せ...
ほうねん【法然】
[1133〜1212]平安末期の浄土宗の僧。美作(みまさか)の人。諱(いみな)は源空。比叡山の黒谷で天台および諸宗を学び、安元元年(1175)称名念仏に専念する立場を確立し浄土宗を開いた。洛東吉...