うおづ【魚津】
富山県北東部の市。富山湾岸に漁港があり、水産加工業が盛ん。春には蜃気楼(しんきろう)が見られる。ホタルイカ群遊海面と埋没林は特別天然記念物。人口3.9万(2024)。
うき‐しま【浮(き)島】
1 湖や沼などに浮かんでいる、島のようなもの。泥炭や植物の枯死体などの集まりで、植物が生えている場合もある。尾瀬ヶ原や山形県朝日町の大沼などにみられる。 2 海岸や湖で、遠方の島や岬が水面から浮...
かい‐し【海市】
蜃気楼(しんきろう)の異称。《季 春》 [補説]書名別項。→海市
かい‐しんきろう【下位蜃気楼】
実在の物体や風景の下方に発生する蜃気楼。地面が強い日差しで熱せられたときに見られる逃げ水がこれにあたる。→上位蜃気楼
かい‐やぐら【貝櫓/蜃気楼】
《「蜃」をハマグリと解して、「蜃楼」を訓読みにした語》蜃気楼(しんきろう)のこと。貝楼。《季 春》
しんきろう【蜃気楼】
[共通する意味] ★気温の相違により、地上や海面上の大気の密度が一定ではないときに、光の異常な屈折が原因で、遠方の景色が見えたり、船が逆さまに見えたりするなど、物が実際とは異なって見えるような現...
くうちゅうろうかく【空中楼閣】
[共通する意味] ★気温の相違により、地上や海面上の大気の密度が一定ではないときに、光の異常な屈折が原因で、遠方の景色が見えたり、船が逆さまに見えたりするなど、物が実際とは異なって見えるような現...
かいし【海市】
[共通する意味] ★気温の相違により、地上や海面上の大気の密度が一定ではないときに、光の異常な屈折が原因で、遠方の景色が見えたり、船が逆さまに見えたりするなど、物が実際とは異なって見えるような現...
かいししんろう【海市蜃楼】
蜃気楼しんきろうのこと。実体や根拠などがなく、むなしくうつろなもののたとえ。また、現実性のない考えなどのたとえ。▽「海市」「蜃楼」ともに蜃気楼の意。大気の密度などが異なることによって起こる光の異常屈折現象で、砂漠や海上の空中などで物体の像が実際とは違った場所に現れる現象。「蜃」はおおはまぐり。古代中国ではこれの吐き出す息で蜃気楼ができると考えられていた。「蜃楼海市しんろうかいし」ともいう。
くうちゅうのろうかく【空中楼閣】
蜃気楼しんきろうのこと。転じて、根拠のないことがら。また、実際からかけ離れた空想的な物事。もとは、空中に現れた高殿の意。また、空中に築いた高殿の意。▽「楼閣」は高殿・高い建物。