えんし【遠視】
[共通する意味] ★物を見るときに、焦点を網膜より後ろに結ぶため、近くの物がはっきり見えない状態。また、そういう状態の目。[英] long sight[使い方]〔遠視〕▽遠視を眼鏡で矯正する〔遠...
かんし【監視】
[共通する意味] ★注意して目を配り、警戒すること。また、その役の人。[英] watch; a watchman(監視人)[使い方]〔監視〕スル[使い分け]【1】「監視」は、「物価の動静を監視す...
きんし【近視】
[共通する意味] ★物を見るときに、焦点を網膜より手前に結ぶため、遠くの物がはっきり見えない状態。また、そういう状態の目。[英] short sight[使い方]〔近視〕▽彼は強い近視だ▽仮性近...
ぎょうし【凝視】
[共通する意味] ★目をこらして、じっと見つめること。[英] to gaze (at)[使い方]〔凝視〕スル▽一言も発せず相手の目を凝視し続ける〔熟視〕スル▽画家はモデルの顔を熟視した[使い分け...
げんし【幻視】
[共通する意味] ★実際には存在しないのに存在するかのように見えるもの。[英] a phantom[使い方]〔幻影〕▽幻影におびえる▽幻影をしばしば見る〔幻視〕▽幻視幻聴を起こす〔幻〕▽幻のごと...
しゅうじんかんし【衆人環視】
多くの人が周りを取り囲んで見ていること。▽「環視」は周りを取り囲んで見ること。
ちょうせいきゅうし【長生久視】
長生きをすること。▽「長生」は長生きをすることや長命の意。「久視」は長い間目で見るということで、この世に長く生存するという意。「視」は活と同義ともいう。
とうりょうせいし【等量斉視】
すべての人々を差別せず、平等に扱うこと。▽「等」も「斉」もひとしいの意。すべての人に対して平等に量はかり、平等に視みるということ。「等ひとしく量はかり斉ひとしく視みる」と訓読する。
もくしょくじし【目食耳視】
見た目にとらわれ、味よりも外見が豪華な食べ物を選び、世間の評判を気にして衣服を選ぶこと。衣食の本来の意義を忘れて、ぜいたくな方向に流れていくこと。▽「目食」は口に合うかではなく、見た目が豪華なものを食べること。「耳視」は世間のうわさを気にかけて、自分に似合うかでなく、高価な衣服を着るということ。「目めもて食くらい耳みみもて視みる」と訓読する。「耳視目食じしもくしょく」ともいう。
りゅうじょうこし【竜驤虎視】
竜やとらのように意気が盛んで、権力をもち世の中を威圧すること。▽「驤」は躍り上がること。「虎視」はとらが鋭い目つきで獲物をにらむこと。「竜」は「りょう」とも読む。
あしかが‐よしみ【足利義視】
[1439〜1491]室町中期の武将。義教の子。義政の弟。兄の養子となって将軍後継者に擬せられたが、義尚(よしひさ)が生まれてから継嗣争いが起こり、応仁の乱を誘発した。今出川殿。
いわくら‐ともみ【岩倉具視】
[1825〜1883]公卿・政治家。京都の生まれ。幕末に公武合体を説き、のち、王政復古の実現に参画。明治維新後、右大臣。特命全権大使として欧米の文化・制度を視察。帰国後は内治策に努めた。明治憲法...
むらまつ‐ともみ【村松友視】
[1940〜 ]小説家。東京の生まれ。梢風の孫。編集者を経て執筆活動に入る。プロレスや芸能人をテーマにした独特な語り口の小説で文壇に新風を吹き込む。「時代屋の女房」で直木賞受賞。他に「鎌倉のおば...