あい‐ぜつ【哀絶】
[名・形動]非常に悲しいこと。また、そのさま。「凄絶(せいぜつ)—なる啼声を放ちて声声相和す」〈志賀重昂・日本風景論〉
あおやまえんざまつ【青山円座松】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。青山の竜岩寺にあった円座の松と呼ばれる老木を手前に配し、遠くに見える富士山と対比させた構図となっている。
あさ‐じ【浅茅】
まばらに生えた、または丈の低いチガヤ。文学作品では、荒涼とした風景を表すことが多い。《季 秋》
アハガル‐さんち【アハガル山地】
《Massif Ahaggar》アルジェリア南部、サハラ砂漠にある山地。玄武岩質の火山性の台地で、乾燥と浸食による奇岩の風景が広がる。最高峰はタハト山。かつてはスーダンと地中海を結ぶ隊商路が通っ...
あま‐げしき【雨景色】
1 雨の降っている風景。 2 雨の降りそうな気配。雨模様。
抱く
1〔腕でかかえる〕 ⇒だく(抱く)2〔心に持つ〕hold, have, bear,《文》 entertain, harbor,《英》 harbour;〔心の中に大事にしまっておく〕cherish...
浮き世
〔はかない世〕this transitory world, this fleeting life;〔現世〕this lifeそれが浮き世の習いというものだThat is the way of t...
うきよえ【浮世絵】
an ukiyoe (print);a woodblock print (depicting the ways of the world)説明Ukiyoe is a style of paint...
うっとり
音楽にうっとりと聞き入ったI was filled with rapture listening to the music.風景のあまりの美しさにうっとりとしたI was enchanted [...
絵
〔一般に〕a picture;〔水彩画,油絵〕a painting;〔写生画〕a sketch;〔鉛筆・ペン・クレヨン画〕a drawing;〔さし絵〕an illustration馬の絵を書く...
ふうけい【風景】
[共通する意味] ★目に見える自然などのありさま。[英] a view[使い方]〔風景〕▽懐かしい故郷の風景▽一家団欒(だんらん)の風景▽心象風景▽風景画〔景色〕▽景色がいい場所▽冬景色〔眺め〕...
ながめ【眺め】
[共通する意味] ★目に見える自然などのありさま。[英] a view[使い方]〔風景〕▽懐かしい故郷の風景▽一家団欒(だんらん)の風景▽心象風景▽風景画〔景色〕▽景色がいい場所▽冬景色〔眺め〕...
けしき【景色】
[共通する意味] ★目に見える自然などのありさま。[英] a view[使い方]〔風景〕▽懐かしい故郷の風景▽一家団欒(だんらん)の風景▽心象風景▽風景画〔景色〕▽景色がいい場所▽冬景色〔眺め〕...
こうりょう【荒涼】
[共通する意味] ★荒れ果てた感じで、気持ちの安らぐものがないさま。[英] desolateness[使い方]〔荒涼〕(形動(たる・と))▽荒涼たる原野▽荒涼とした廃墟(はいきょ)▽心中が荒涼と...
のどか
[共通する意味] ★太陽が明るく、穏やかな様子。[英] fine[使い方]〔のどか〕(形動)▽のどかな秋の一日〔うららか〕(形動)▽うららかな日和(ひより)▽うららかな光[使い分け]【1】二語と...
いちぎゅうめいち【一牛鳴地】
一頭の牛の鳴く声が聞こえる土地の意から、非常に近い距離のたとえ。また、のどかな田園風景の表現。
かちょうふうげつ【花鳥風月】
自然の美しい景色。また、自然の風物を題材とした詩歌や絵画などをたしなむ風流にもいう。
さんうんきょうう【桟雲峡雨】
山中のかけ橋のあたりに漂う雲と、谷あいに降る雨。▽「桟」はかけ橋。険しい場所に、丸太や藤蔓ふじづるなどで組んでかけた橋。「峡」は山と山の間の谷。
さんしすいめい【山紫水明】
自然の風景が清浄で美しいこと。日の光の中で山は紫にかすみ、川は澄みきって美しい意から。
さんようすいたい【山容水態】
山や川の様子・姿。自然の美しい風景をいう。▽「容」「態」ともに、姿・様子の意。
あい‐みつ【靉光】
[1907〜1946]洋画家。広島の生まれ。本名、石村日郎。初め靉川光郎と名のり、のち略して靉光。東洋絵画に学んだ独自の内省的シュールレアリスム風の作品を描いた。作「眼のある風景」など。
あおうどう‐でんぜん【亜欧堂田善】
[1748〜1822]江戸後期の洋風画家。岩代(いわしろ)の人。本名、永田善吉。画僧月僊(げっせん)・谷文晁(たにぶんちょう)に師事、松平定信の御用絵師となる。江戸で洋風画法や銅版画を学び、江戸...
アルトドルファー【Albrecht Altdorfer】
[1480ころ〜1538]ドイツの画家・版画家・建築家。ルネサンス期に活躍した。ドナウ派の代表的な画家の一人。風景描写に優れ、神秘的な表現で知られる。作「ドナウ風景」など。
アンゲロプロス【Theo Angelopoulos】
[1935〜2012]ギリシャの映画監督。パリで映画を学び、帰国後は映画批評家を経て監督デビュー。長回しを多用した独特の作風で知られる。「旅芸人の記録」で国際的な注目を浴び、「アレクサンダー大王...
いしもと‐やすひろ【石元泰博】
[1921〜2012]写真家。米国サンフランシスコの生まれ。情緒を排した作風で、都市風景や桂離宮などを題材に作品を残した。平成8年(1996)文化功労者。写真集「シカゴ、シカゴ」「桂」など。