あい‐ずり【藍摺り】
1 藍を用いて、紙や絹布に花鳥などの模様を青くすり出したもの。また、その布製の衣服。あおくさずり。あおずり。 2 「藍絵」に同じ。
あかし‐ちぢみ【明石縮】
縮の絹織物。縦に生糸、横に右縒(よ)りの強い練り糸を用いた、女性の夏の高級着尺(きじゃく)地。寛文年間(1661〜1673)堀次郎将俊(まさとし)(明石次郎)が明石で始めたという。現在は、京都西...
あきた‐おり【秋田織】
秋田地方から産する畝織(うねお)り・八丈などの絹織物。
あく‐ねり【灰汁練り】
わら灰を水に浸して出したうわ水で絹を練ること。
あさぎり‐そう【朝霧草】
キク科の多年草。東北地方から北の高山や海岸に自生。高さ約50センチ。全体に銀白色の絹毛がある。葉は糸状の小葉からなる羽状複葉。秋、黄白色の小花を穂状につける。観賞用に栽培。《季 秋》
綾
〔織り〕twill, twilling;〔織物〕twill, twill fabrics, twilled cloth綾に織るtwill/weave into twill綾絹a twilled ...
鰯
a sardine ((複 ~, ~s))鰯の頭も信心からEven the head of a sardine can be a charm against evil if you believ...
いわしぐも【鰯雲】
〔絹積雲〕a cirrocumulus ((複 ~, -li));a small, white, fleecy cloud鰯雲の出た空a mackerel sky
薄物
〔生地〕lightweight cloth;〔絹の〕thin silk薄物の上着a lightweight jacket少女は薄物一枚で震えていたThe girl was trembling w...
裏
I1〔裏面〕the reverse side; the back表紙の裏に略語表があるA list of abbreviations is given 「on the back of the c...
わたいれ【綿入れ】
[共通する意味] ★表地と裏地の間に綿を入れて縫い合わせた冬用の着物。[英] a padded dressing gown[使い方]〔綿入れ〕▽寝巻の上に綿入れを引っかける〔丹前〕▽宿の部屋には...
から
[共通する意味] ★材料・原料を表わす。[使い方]〔で〕▽千代紙で鶴を折る▽毛糸でセーターを編む〔から〕▽蚕のまゆから絹糸をとる▽アブラナの種から油をとる▽和紙はコウゾから作る[使い分け]【1】...
ふともの【太物】
[共通する意味] ★糸を織って作った織物の総称。衣服に仕立てる材料。[英] cloth[使い方]〔布〕▽この店にはさまざまな種類の布が置いてある▽布製品〔布地〕▽布地を買ってきて自分で仕立てる〔...
おり【織り】
[共通する意味] ★糸を機(はた)にかけて織った布の総称。[英] textile[使い方]〔織物〕▽織物工業▽綿織物▽絹織物〔織り〕▽(1)粗い織りの布▽(2)毛織り[使い分け] 「織り」は、例...
おりもの【織物】
[共通する意味] ★糸を機(はた)にかけて織った布の総称。[英] textile[使い方]〔織物〕▽織物工業▽綿織物▽絹織物〔織り〕▽(1)粗い織りの布▽(2)毛織り[使い分け] 「織り」は、例...
げいしょううい【霓裳羽衣】
薄絹などで作った、女性の美しくて軽やかな衣装のこと。また、舞曲の名。もと西域から伝来したものという。一説に唐の玄宗が仙人と月宮に遊び、仙女の舞を見たが、玄宗はその音調を覚えて帰り、楽士にそのとおり作らせたのがこの楽曲という。楊貴妃ようきひはこの舞を得意としたとされる。▽「霓裳」は虹にじのように美しいもすそ(スカート)の意。「霓」は虹。「羽衣」は鳥の羽で作った軽い衣。天あまのはごろも。天人や仙人が着て空を飛ぶという。
せいしはいそ【斉紫敗素】
知者が事を行えば災いを福に変じ、失敗を成功に転じることのたとえ。斉の国でもてはやされた紫色の絹も、もとは粗末な古い白絹を染め直したものであるの意から。▽「斉紫」は中国戦国時代の斉の国で産出した紫色の布地。「敗素」は古い白絹。敗素を紫地に染めただけで、斉紫は値段が十倍にもなったといわれる。
せきしだんけん【隻紙断絹】
文字を書いたわずかな紙や絹地。▽「隻紙」は紙切れ、「断絹」は絹地の切れ端。それらに貴重な文字の書かれたものをいう。
りょうらきんしゅう【綾羅錦繍】
上質の素材を用い、刺繍を数多く施した美しい衣服。また、きらびやかな衣服を身につけること。▽「綾」はあや絹、「羅」は薄絹、「錦」はにしき、「繍」は刺繍をした織物で、いずれも高貴な人が着る美しい衣服のこと。
おぎの‐あんな【荻野アンナ】
[1956〜 ]小説家。神奈川の生まれ。本名、安奈。父はフランス系アメリカ人、母は画家の江見絹子。小学生のとき日本に帰化。「背負い水」で芥川賞受賞。エッセーでも知られる。他に「ホラ吹きアンリの冒...
しのだ‐せつこ【篠田節子】
[1955〜 ]小説家。東京の生まれ。恋愛もの、ホラー、ミステリー、SFなどのジャンルを超えた多彩なストーリー展開で、幅広い読者層を獲得する。「女たちのジハード」で直木賞受賞。他に「絹の変容」「...
シャルドンネ【Hilaire Bernigaud de Chardonnet】
[1839〜1924]フランスの化学者・工業家。人造絹糸を創製した。
テルボルフ【Gerard Terborch/Gerard Ter Borch】
[1617〜1681]オランダの画家。肖像画や風俗画にすぐれ、特にしっとりと輝く絹などの光沢を強調する表現は有名。代表作「ミュンステルの講和」。
ユスティニアヌス【Justinianus】
(1世)[483ころ〜565]東ローマ帝国皇帝。在位527〜565。皇后テオドラや名将ベリサリウスらに補佐されて、ゴート・バンダル両王国を討ってローマ帝国の旧領を回復。絹織物業を興し、聖ソフィア...