あいごのわか【愛護の若】
説経節の曲名。また、その主人公。万治4年(1661)以前に成立。長谷観音(はせかんのん)の申し子の愛護の若は、継母により盗人の汚名を着せられ自殺するが、のち、山王権現としてまつられる。この題材は...
あいのみょうやく【愛の妙薬】
《原題、(イタリア)L'elisir d'amore》ドニゼッティのイタリア語によるオペラ。全2幕。1832年初演。不器用な村の青年がいかさまの薬売りから手に入れた偽の惚れ薬によって美しい富農の...
あおいのうえ【葵の上】
源氏物語の女主人公の一人。光源氏の最初の妻。六条御息所(みやすどころ)の生き霊に苦しめられ、夕霧を出産後、急死。 謡曲。四番目物。源氏物語による。世阿弥が古作を書き改めたもの。 箏曲。山田...
あおひげ【青髯】
《原題、(フランス)Barbe-Bleue》17世紀フランスの詩人シャルル=ペローの童話。また、その主人公。六人の妻を次々に殺す青ひげの男。
あかいかげぼうし【赤い影法師】
柴田錬三郎の時代小説。「週刊文春」誌に連載、昭和35年(1960)刊。非情の忍者を主人公とする伝奇活劇。
相手
1〔物事を一緒にする人〕a companion; one's partner遊び相手a playmateダンスの相手one's dance partner老婦人の相手をしたShe kept th...
あいてやく【相手役】
彼女は主人公の相手役に選ばれたShe was chosen as co-star.
感情
〔理性に対して〕emotion;〔気持ち〕feeling(s)感情的(に) emotional(ly); sentimental(ly)理性と感情reason and emotion彼女は感情に...
かんじょういにゅう【感情移入】
empathy物語の主人公に感情移入をするfeel [empathize] with the hero of a story
具現
(an) incarnation; an embodiment具現する embody; realize; give concrete form ((to)) ⇒じつげん(実現)作家自身の哲学が主...
しゅじんこう【主人公】
[意味] 小説、劇、映画などの中心人物。[英] a hero; a heroine[使い方]〔主人公〕▽源氏物語の主人公は光源氏▽主人公を演ずる[補足]◇比喩(ひゆ)的な事件や物事の中心人物につ...
えいゆう【英雄】
[共通する意味] ★すぐれた才知と武勇とで名を知られた人。また、偉大な事業を成しとげる人。[英] a hero[使い方]〔英雄〕▽英雄としてもてはやされる▽国民的英雄〔ヒーロー〕▽悪を退治して一...
セッティング
[共通する意味] ★きまった場所に位置させること。[使い方]〔配置〕スル▽総員配置につけ▽各所に見張りを配置する▽机の配置を考える▽配置転換〔セッティング〕スル▽この舞台のセッティングの担当は彼...
スポットライト
[共通する意味] ★舞台などで効果を高めるために使う光。[使い方]〔スポットライト〕▽主人公にスポットライトをあてる〔フットライト〕▽フットライトを浴びて舞台にたつ[使い分け]【1】「スポットラ...
ししょうせつ【私小説】
[共通する意味] ★作者自身の生活体験を題材とし、作者自身が主人公になってその心境を述べる小説。[英] an “I” story[使い分け] 日本独特の文学形式で、二語とも同じものをさす。代表作...
あつみ‐きよし【渥美清】
[1928〜1996]映画俳優。東京の生まれ。本名、田所康雄。「男はつらいよ」シリーズ(全50作)の主人公、フーテンの寅(とら)こと車寅次郎役で人気を得、本人も作品も「寅さん」の愛称で呼ばれる。...
ありわら‐の‐なりひら【在原業平】
[825〜880]平安前期の歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。阿保親王の第5子。情熱的で詠嘆の強い和歌を残し、伊勢物語の主人公とされる。美男子の代表といわれる。在五中将。
いまむら‐しょうご【今村翔吾】
[1984〜 ]小説家。京都の生まれ。江戸時代の火消しを主人公にした「火喰鳥(ひくいどり) 羽州(うしゅう)ぼろ鳶組(とびぐみ)」で歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。歴史に材をと...
えのもと‐たけあき【榎本武揚】
[1836〜1908]政治家。通称釜次郎。江戸の人。オランダに留学。帰国後、幕府の海軍奉行となる。戊辰(ぼしん)戦争では箱館の五稜郭(ごりょうかく)にこもり、政府軍と交戦するが降伏。特赦され、...
かげきよ【景清】
⇒平景清(たいらのかげきよ) 能・浄瑠璃・歌舞伎などの景清物の主人公。源頼朝打倒を目ざして果たさなかった平景清の哀話は、浄瑠璃「出世景清」「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)」などに描かれ...