あ【亜】
日本の詩雑誌。大正13年(1924)11月、安西冬衛、北川冬彦、滝口武士らが中心となり中国の大連で創刊。短詩、新散文詩の試みなど、昭和初期の日本のモダニズム詩の発展につながる実験的作品の発表の場...
あい‐ご【藍子】
スズキ目アイゴ科の海水魚。全長約55センチ。体は楕円形で側扁し、淡褐色の地に小白点がある。背びれ・しりびれ・腹びれのとげに毒がある。本州中部以南の沿岸にすむ。冬季に美味。
あい‐さ【秋沙】
《「あきさ」の音変化》カモ科アイサ属やミコアイサ属の総称。くちばしは細長く、縁が鋸歯(きょし)状。潜水が巧みで、魚を捕食。日本では冬鳥であるが、北海道で繁殖するものもある。ウミアイサ・カワアイサ...
あい‐じつ【愛日】
1 《「春秋左伝」文公七年の注「冬日愛すべし、夏日畏るべし」から》冬の日光。⇔畏日(いじつ)。 2 《「揚子法言」孝至の「孝子は日を愛おしむ」から》時間を惜しむこと。また、日時を惜しんで父母に孝...
アイス‐ホッケー【ice hockey】
氷上競技の一。全身を防具で固めスケート靴を履いた1チーム6人ずつの競技者が、木製のスティックでパック(たま)を相手側ゴールに入れて得点を争うもの。冬季オリンピックでは、1924年の第1回大会から...
上がったり
暖冬で商売は上がったりだ「We have had little business [Business has been slack] this winter because of the war...
暖かい
I1〔暑さがちょうどよい〕warm暖かい気候a warm [mild/genial] climate今月は暖かいIt is warm this month./We are having warm...
粋
1〔垢抜けした様子〕いきな smart;〔特に服装が〕chic [ʃíːk]いきな造りの家a smart [stylish] houseいきな人a person with real flair彼...
痛む
I〔肉体が〕hurt;〔ちくちく痛む〕prickle, feel prickly指の切り傷が痛むThe cut on my finger hurts.冬になるとひざが痛むIn the winte...
一割
ten percent [《英》 per cent]; 10%1割の手数料a ten percent commission1割増す[減る]increase [decrease] by ten p...
しょとう【初冬】
[共通する意味] ★冬の初め。[英] early winter[使い方]〔初冬〕▽初冬の古都を訪ねる〔孟冬〕▽孟冬の候[使い分け]【1】「初冬」は、冬の初めの意。旧暦の一〇月をもいう。「はつふゆ...
もうとう【孟冬】
[共通する意味] ★冬の初め。[英] early winter[使い方]〔初冬〕▽初冬の古都を訪ねる〔孟冬〕▽孟冬の候[使い分け]【1】「初冬」は、冬の初めの意。旧暦の一〇月をもいう。「はつふゆ...
かんてん【寒天】
[共通する意味] ★冬の寒々とした空。[英] a wintry sky[使い方]〔寒空〕▽寒空を見上げる〔寒天〕▽寒天の星に祈る▽寒天を仰ぐ▽寒天を衝(つ)いて飛ぶ鳥[使い分け] 「寒空」は、「...
くさがれ【草枯れ】
[共通する意味] ★植物が生気を失い枯れること。[英] withering[使い方]〔草枯れ〕▽草枯れの季節▽野原は一面の草枯れだった〔冬枯れ〕▽冬枯れの草原▽冬枯れの木々〔霜枯れ〕▽霜枯れのト...
ふゆがれ【冬枯れ】
[共通する意味] ★植物が生気を失い枯れること。[英] withering[使い方]〔草枯れ〕▽草枯れの季節▽野原は一面の草枯れだった〔冬枯れ〕▽冬枯れの草原▽冬枯れの木々〔霜枯れ〕▽霜枯れのト...
いちようらいふく【一陽来復】
冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。▽もと易えきの語。陰暦十月は坤こんの卦かにあたり、十一月は復の卦にあたり、陰ばかりの中に陽が戻って来たことになる。「復」は陰暦十一月、また、冬至のこと。
さいかんのさんゆう【歳寒三友】
冬の寒い季節に友とすべき三つのもの。松・竹・梅。また、梅・水仙・竹。多く画題となっている。また、乱世に友とすべき山水・松竹・琴酒きんしゅをいうこともある。▽「歳寒」は冬の寒い季節。転じて、乱世や逆境のたとえ。
てんちしいじ【天地四時】
天と地と春夏秋冬。
とうせんかろ【冬扇夏炉】
⇒ かろとうせん(夏炉冬扇)
どくしょさんよ【読書三余】
読書をするのに好都合な三つの余暇。一年のうちでは冬、一日のうちでは夜、時のうちでは雨降りをいう。中国三国時代、魏ぎの董遇とうぐうが勉学する時間がないと嘆く弟子を諭した語。▽「余」はひま・余暇の意。
あべ‐ともじ【阿部知二】
[1903〜1973]小説家・評論家。岡山の生まれ。小説「冬の宿」「風雪」「日月の窓」、評論「主知的文学論」など。
カルビーノ【Italo Calvino】
[1923〜1985]イタリアの小説家。キューバの生まれ。第二次大戦ではレジスタンス運動に参加。戦後は自伝的な小説の他、寓話的な小説「木のぼり男爵」や、SF的な要素のある「見えない都市」など、多...
くぜ‐てるひこ【久世光彦】
[1935〜2006]演出家・小説家。東京の生まれ。「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などのテレビドラマを演出、大ヒットとなる。文筆業にも活躍の場を広げ、小説「聖なる春」で芸術選奨。他に「一九三四...
こやま‐しょうたろう【小山正太郎】
[1857〜1916]洋画家。新潟の生まれ。川上冬崖(かわかみとうがい)・フォンタネージに師事。明治美術会の結成に参加。
てらだ‐とらひこ【寺田寅彦】
[1878〜1935]物理学者・随筆家。東京の生まれ。筆名、吉村冬彦・藪柑子(やぶこうじ)など。地球物理学・気象学などを研究。また、夏目漱石に師事し、「ホトトギス」に俳句・写生文を発表。のち、独...